3月26日に最終回を迎えた長瀬智也主演ドラマ「俺の家の話」(TBS系)。ネット上ではこのドラマが、脚本家・宮藤官九郎による「壮大なラブレターだったのではないか」という声があがっている。
最終回だというのに主人公の観山寿一(長瀬)はすでに死亡。視聴者に見える寿一は「会いたいから出てきた霊、または幻影」という設定だけでも、ネット上では「このドラマは表舞台を引退するという長瀬に、会いたいから戻ってきたと言ってほしいクドカンの3カ月間使った愛の告白」などと指摘する声があがっている。
「全編を通じて、宮藤が長瀬のために用意した花道のようなドラマだったと思います。ドラマを見た誰もが、長瀬演じる寿一と長瀬自身を重ねて見ることができ、なおかつ令和のホームドラマとして、介護をはじめ家業の継承、若手の育成、互助組織の形成の難しさと素晴らしさの両面などを時に笑い、時に涙しながら見ることができました。これは長瀬とクドカンだからこそ築きあげられた、唯一無二の世界だったのでは。ドラマが終了した直後に流れたDVDリリースの予告では、長瀬の右隣にクドカンが座っていたんですが、ネット上では『2人は間違いなく相思相愛』『クドカンが女子っぽく見えるのは気のせいじゃないよね?』『出演者よりセンターに座しているクドカンがまるで長瀬の彼女みたいだった』など、2人の絆を痛感した人が多かったようです」(女性誌記者)
宮藤と長瀬が、いつかまた強力なタッグを組むことを願ってやまない。