4月1日放送の「アメトーーク」(テレビ朝日系)に3月いっぱいでお笑いコンビ・ザブングルを解散し、芸能界を引退した松尾陽介が出演した。
松尾はこれまで同番組名物企画の1つである「運動神経悪い芸人」で数々の名場面を残し、「ガチ王」と呼ばれるように。この日は松尾の芸能界引退の花道として「さようならガチ王」と銘打ち、過去を振り返った。
MCの蛍原徹から引退の経緯を聞かれた松尾は「やっぱり、世の中の状況がいろいろと変わっている中で、あと年齢も大きいですかね」と切り出し、「僕44歳で今年45歳なんですけど、今後の人生を考えた時に辞めるという選択肢もあるんじゃないかなと」とコメント。「今までのことは決して別に無駄なことではないと思うので、次に生かせるのは今かもしれないなと体力的にもと思って決めました」と引退理由を説明。引退後の仕事として、多方面から打診されているそうで、タレントのブッキング等も依頼されていると明かした。
「松尾の姿を見ることができるのは、この日が最後だと思っていた人が多かったようです。ところが蛍原が『別に芸人さん辞めても(番組に)出たりとか。マンボウやしろとか、芸人じゃないもんね。作家。それで「フェス芸人」(の企画)とか、実際出てますから。年末の「運動神経悪い芸人」だけは(出てほしい)』」と、“素人のガチ王”として出演をオファー。松尾が驚いているとほかの芸人たちから『甘い』『卒業できるわけない』といったガヤが発生。お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が『芸能界引退ぐらいで辞められると思わないでください』と言ったことで、“ガチ王”を再びテレビで見ることができそうな空気になったことで、ネット上では『今日が最後じゃなくてうれしい』『マジでガチ王には新しい名場面をみせてほしい』など、喜びの声があがっています」(女性誌記者)
ピン芸人として残る相方・加藤歩のことを「なんとか彼のいいところをこの番組なりの視点で見つけていただいて、今後をこの番組に託したいと思います」と、最後まで推していた松尾。その人柄ゆえに、今後も「素人のガチ王」としてオファーされることだろう。