最近は健康志向や腸活ブームもあって、「大麦ご飯」に注目が集まっています。でも、大麦は玄米同様、少々食べづらいところもあります。それでも大麦ご飯を食べる理由って、いったい何なのでしょうか? その健康効果に目を向けてみましょう。
■食物繊維で便秘改善
大麦には食物繊維がたっぷり含まれています。食品メーカーはくばくの『おいしい大麦研究所』によると、大麦には水溶性と不溶性の両方の食物繊維が含まれているのだとか。とくに、大麦の水溶性食物繊維「β-グルカン」は、ダイエットや生活習慣予防などに効く成分として注目されているそう。もちろん、すっきり便秘解消にも一役買うようですよ。
■食べ過ぎを防げる
同研究所によると、麦ご飯は白飯より低カロリーで満腹感も持続するので、食べ過ぎを防ぐことができるそうです。
■糖尿病の予防にも
ご飯やパンなど、炭水化物が好きな人にとって心配なのが糖尿病ですよね。東京慈恵会医科大学葛飾医療セター栄養部課長である林進さん監修「慈恵医大 葛飾医療センター栄養部が推奨する 低GIレシピ」(法研刊)によると、押し麦という大麦の外皮をはいで軽く蒸し、ローラーを使って平たくしたものを白米に混ぜて炊く麦ご飯は、食後血糖値の変動を抑えてくれるので、糖尿病予防につながるそうですよ。
大麦ご飯には、女性にとってうれしい健康効果がたくさんあるんですね。健康に悩みや不安がある方は、日々の食生活に「大麦ご飯」を取り入れてみてはいかがでしょうか。