不貞報道によりネガティブなイメージが付いてしまった俳優・東出昌大の窮状に関し、5月20日発売の「女性自身」が「CMオファーはゼロ」だと報じている。
2020年1月、当時の妻で女優の杏を裏切る、唐田えりかとの“3年不貞”をスクープされた東出。杏が育児に汗を流していた中での不貞ということもあり、世間からは今もなお大きなバッシングを浴び続けている。
報道後は、それまで出演していた全てのCMからの降板が発表され、数億円にも及ぶ違約金の存在も報じられていた。また、不貞発覚前の東出のCM1本あたりの年間出演料について、同誌は「4000万円ほど」だったと指摘。しかし、世間からのイメージが地に落ちたことから、記事では「騒動後のCM出演料を1000万円ダウンの3000万円ほどに設定したそうです。案件によっては、さらに安い金額で交渉することも検討しているそうです」という“広告代理店関係者”の証言が添えられている。
大幅プライスダウンの策を講じた東出だったが、同関係者によれば、「それでも、起用したいというクライアントはいまだに現れていないといいます」とのことで、東出が直面する危機的状況を伝えた。
「この秋にはミニシアター系ではあるものの、映画『草の響き』の公開を控え、来春にも舞台出演を予定しているという東出。全くの仕事ゼロ状態という訳ではないようですが、やはり気がかりなのは莫大なCM違約金の存在でしょうか。とりわけ、東出の場合はCM出演料が大きな収入源だったとも綴られており、1000万円のギャラ値下げは、苦境の打開を図る東出サイドの思惑が透けて見えます。
しかし、記事では、『不貞の内容を考えると、この金額でも危機感が薄いとは思いますが』という広告関係者の指摘もあり、ネット上でも『CMなんてまだまだ無理でしょ』『今後東出さんをCMに起用しようという勇気があるクライアントが現れる可能性は限りなく低いと思われます』『値引きして3000万円? そんな大金払って彼を起用する企業はないでしょ』『むしろ今もCMオファーがある前提なのが驚き! 事務所も考え甘くないですか?』などの声が飛び交いました。不貞報道からは1年半ほどが経過していますが、まだまだ世間の逆風は収まっていないようですね」(テレビ誌ライター)
一方、昨年8月に東出との離婚を発表した杏は順調そのもので、今も数多くのCMに出演し、シングルマザーとして国民から熱い支持がある。
唐田との禁断愛により、CMと家族を一気に失った東出。過ちの代償がいかに大きなものだったかを痛感していることだろう。
(木村慎吾)