岡田健史、デビューから3年とは思えない出演作と高待遇に「我慢できない?」

 放送中の大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)では心優しい美青年・尾高平九郎を演じ、5月30日放送の第16話では、藤野涼子演じる栄一から改名した篤太夫(吉沢亮)の妹・ていと甘酸っぱいシーンを演じた岡田健史。捕まって手錠をかけられた平九郎(岡田)に、てい(藤野)が桑の実を指でつまんで食べさせるだけのシーンなのだが、お互いが大人の階段を上りはじめ、「一生、油売りではイヤだ」と言っていた平九郎と「一生、油売りでいいじゃない」と言っていたていの思いが交差する、甘いだけではない、何かが起こる予感を漂わせる名シーンとなった。

 岡田はこの大河ドラマだけでなく、玉木宏主演ドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系)でも広末涼子演じる警視庁捜査一課主任・水樹爽の年下の恋人である捜査共助課理事官・富樫遊馬を演じている。

「岡田は現在、契約期間2年弱を残しているにもかかわらず、事務所との契約解除の仮処分を裁判所に求めるというトラブルを抱えています。岡田側は、今年3月に始まった事務所社長の性ハラ、パワハラ報道により不信感が募り、事務所スタッフの入れ替わりの激しさに対する違和感、昨秋放送の『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ系)出演を急に求められ、役作りができないためやりたくないと言っていたのにそれが通らなかったことなどを、契約解除を求める理由として挙げています。ネット上では、岡田に同情する声もありますが、圧倒的に多いのが『ここまでの高待遇になぜ我慢できない?』と指摘する声です。

 岡田は18歳でデビューした作品が有村架純の相手役を演じた連ドラ『中学聖日記』(TBS系)。若手俳優が大勢出演するような作品に出演することはなく、昨年は『MIU404』(TBS系)や連ドラ主演3本、話題の映画『新・三国志』など、仕事にはとにかく恵まれています。さらに今年下半期放送の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK)にも、川栄李奈がヒロインを演じるパートの相手役として出演が決まっていたのに降板したという噂も。日本の役者が一生に一度でいいから出演したいと望む、NHKの大河ドラマと朝ドラの両方からオファーが来た岡田に対し、『アルマゲドンがあっても事務所を辞めずに我慢しろ』という声まであがっているようです」(女性誌記者)

 大手事務所から「お声」がかかっているとも伝えられている岡田。本名から新たな芸名に替わって活動するようになるのだろうか。

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