歌手で女優の小柳ルミ子が6月14日に東京・六本木の「ハードロックカフェ」にて開催された「Live Greatnessキャンペーン」のローンチイベントに出席。海外サッカーに対する思いを熱弁し、トークショーを盛り上げた。
スペインのバルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシをアンバサダーに起用した同カフェは、かねてより並々ならぬ“メッシ愛”を語ってきた小柳を特別ゲストに招待。68歳にして、真っ赤なニーハイソックスやデニムのショーパンを履きこなす大胆ファッションで登場すると、海外サッカー漬けだという日々の生活リズムについて明かした。
「今は年間で2000試合、仕事がある時でも1日5試合、仕事がない時は10試合は見ている」という小柳。メッシが戦うスペインリーグの試合についても毎週、生で全試合を観戦しているとし、「放送は夜中の3時くらいなので、38試合をゆったり全部ライブで見ているんです」と驚きのサッカーライフを打ち明けた。
そうした生活リズムを成立させるためか、小柳は睡眠時間について「40分くらい寝ればスッキリする」と説明。また、“神様”と崇め続けるメッシの魅力に関して問われると、「2~3分じゃ語れません。1時間はかかる」としつつ、「人格者で、仲間を大事にし、頭がよくて性格もいい。しかも家族思い」と絶賛。8歳の時に知り合って一目惚れした、親友の従姉妹にあたるアントネラ・ロクソさんと結婚したエピソードを引き合いに出し、「確か初恋の人と結婚したんですよ。小学校の頃に恋焦がれていた女の子と。そんなピュアなところも魅力的なんですよ」と満面の笑みで語った。
「メッシの話題になると毎度のように目を輝かせる小柳ですが、『神として尊敬しているので恋愛感情はない』とも表現し、『いつか対談できたらもう死んでもいい。そんな気持ちです』とコメントしていました。2002年の日韓W杯を機に海外サッカーにドハマりしたという彼女。ネットでは、今回のイベントにおけるサッカー熱を受け、『その年齢で熱烈に没頭できることはいいことです』『好きなことに没頭する時間があるということ、それを実行できる立場にあることを羨ましいと思います』『素直に凄い』といった反応が飛び交っています。
スペインをはじめ、ヨーロッパサッカーのキックオフ時間は時差の影響から、基本的に日本では深夜3~4時となることがほとんど。若者でも『眠くて目がもたない』『録画せずには見られない』との声がある中、小柳は『録画やハイライト視聴はサッカーファン失格です』と豪語し、ライブでの視聴を基本としているとのこと。観たい試合の放送が重なる場合には、スマートフォンやテレビ、タブレット、PCなどを駆使して同時視聴するほど熱を入れているようです」(テレビ誌ライター)
過去には「サッカー選手は皆、私の子宮から産まれた」との迷言をぶっ込んだこともある小柳。睡眠時間を最小限に削ってまで熱中する海外サッカーへの愛情は、芸能界屈指といっても過言ではないかもしれない。
(木村慎吾)