「おうち時間の中で、何が一番楽しみ?」と聞かれたら、夜のお酒タイムを挙げる人は多いのでは。そんな“おうち飲み”を、より充実させる方法があるんです。
■日本酒の“アッサンブラージュ”を楽しむ
一つ目は、日本酒の“アッサンブラージュ”を楽しむという提案です。アッサンブラージュとは、フランス語で“混ぜ合わせる”という意味。複数の種類のワインの原酒を混ぜ合わせるワインの世界ではよく知られた技法ですが、このたび老舗酒蔵の銘柄日本酒をアッサンブラージュするチャレンジが行われました。
それは、メディア&コミュニティ事業を展開するINCLUSIVEがワインクーラー世界シェアNo.1グループ企業のアクアと共同で運営し、コロナ禍での蔵元の新しい取組みや告知活動、ひいては地域産業の活性化と創生をサポートする『SAKE PROJECT』の下で作られた「本アッサンブラージュ酒」です。
使われる日本酒は、1831年創業で茨城県古河市唯一の造り酒屋である青木酒造を代表する銘柄であり、高い評価のある「御慶事 純米吟醸 ひたち錦」を軸にした、数種類の「御慶事」。青木酒造は、コロナ禍で売上が落ち込んだ中、オール茨城の酒米を使ったお酒を組み合わせて、誰もが美味しいと思えるお酒創りを目指したそう。
この新しい試みの本アッサンブラージュ酒は税込2,420円。お取り寄せするには事前予約を。300本限定販売なので、日本酒好きはもちろん、おうち飲みに取り入れたい人はぜひお早めに!
■スペシャリティコーヒーと本格芋焼酎の組み合わせをコーヒーゼリーで楽しむ
続いて紹介するのは、丸山珈琲が霧島酒造とタッグを組んで作った、珍しい焼酎コーヒーゼリーです。
その「丸山珈琲×霧島酒造 焼酎コーヒーゼリー」は、霧島酒造の本格芋焼酎「黒霧島」「白霧島」「赤霧島」と、その3種類それぞれの個性を生かす相性のよい丸山珈琲スペシャルティコーヒー3種類をセレクトして、コーヒーゼリーに仕上げたもの。
コーヒーと焼酎の組み合わせは意外かもしれませんが、もともとスペシャルティコーヒーを使ったコーヒーカクテルは、近年人気なんだとか。その中でも、焼酎とコーヒーの組み合わせはとても相性がよく、今注目を集めている組み合わせの一つだといわれています。
芋焼酎とコーヒーの味と香りが重なり合い、味わいの相乗効果を楽しめるそうで、とくに「丸山珈琲のブレンド×黒霧島」は、ビターキャラメルや焼き芋のような風味と共に、コーヒーのほろ苦さと黒霧島の甘い香りが重なり、奥行きのある味わいが楽しめるとか。丸山珈琲直営店で買える他、ネットでお取り寄せもできるので、ぜひお試しを。
お酒を新しい切り口で楽しむ2つのアイデアを紹介してきました。取り入れるだけで、“おうち飲み”の贅沢さもアップしそうですね。