日頃、何気なく行っている食品・食材の冷凍保存。でも、いざ解凍してみると「美味しくない……」と感じた経験はありませんか。コツを押さえて冷凍・解凍しないと失敗することもあるようです。
旭化成ホームプロダクツのホームページ上には、「一目でわかる冷凍・解凍チャート」として、野菜や肉魚、豆、ご飯やパンなどの冷蔵・冷凍保存法や解凍方法が紹介されており、これらに従って保存すると美味しく食べることができそうです。
■ご飯
ご飯を冷凍保存するなら、炊きたてを1膳ずつラップでくるんでからフリーザーバッグに入れ、空気を抜いてジッパーを閉める方法がよいのだとか。解凍は、電子レンジがよいそうです。
■納豆
納豆が冷凍保存できるというのをご存知ですか? 納豆の包装容器ごとフリーザーバッグに入れ、空気を抜いてジッパーを閉めて冷凍保存します。解凍は、20℃前後の常温解凍で。
■卵
なんと!卵も冷凍保存できるそうです。 管理栄養士である牧野直子さんの著書「冷凍保存のきほん 忙しい人でもラクラク節約!」(主婦の友社刊)によると、卵は殻のまま冷凍するのはNGで、薄焼き卵やいり卵、厚焼き玉子にして冷凍しておくと、お弁当などにも使えるとか。
調理前の保存方法としては、保存容器にカップを敷き、よくときほぐした卵を使いやすい分量に分けて入れます。冷凍保存期間は2~3週間で、解凍は冷蔵室で自然解凍。解凍後は、卵焼きやピカタ、卵とじなどの加熱料理に使うといいそう。
これらの方法で、身近な食品の冷凍保存を行い、美味しくいただきましょう。