7月25日放送の「ホメられたい僕の妄想ごはん」(テレビ大阪/BSテレ東)第3話で秋田県産米「あきたなでしこ」の米袋に貼ってある「私が大切に作りました」と書いてある顔写真シールに写っている米農家の女性を演じた壇蜜。
このドラマはゲスの極み乙女。のベーシスト・休日課長のレシピ本「ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん」が原案。妄想の世界に登場する理想の彼女に手作りご飯を振る舞う、休日課長こと和田理生の奮闘を描いたグルメドラマ。主演は放送中のNHK朝ドラ「おかえりモネ」を降板してまで事務所からの独立を遂行した高杉真宙。1話完結で毎回違う女優が「理想の彼女」を演じるのだが、壇は秋田出身であることを活かし、セリフはすべて秋田弁。高杉演じる和田を妖しいムードで誘いながらも、米農家の苦悩を語り、そのコメディエンヌぶりを発揮した。
「和田(高杉)が炊飯器からごはんをよそっている後ろに回り込んで手を取り、『もっとだぁ~』『まだだぁ~』と秋田弁で妖しく連呼しながらごはんをよそわせる壇は、実に魅力的でした。壇は笑える艶っぽさを上手に演じることができる、数少ない日本のコメディエンヌと言えるでしょう。和田を艶っぽく誘いながらも『おらが作ったこの米、茶碗こ1杯分にしたらナンボになるか知ってっか? 茶碗こ1杯分で26円。これがな、あと3円。3円値上がりしたら米農家の人、ラクになるの』と米農家の苦悩を語る様子はとてもナチュラルで説得力がありました」(テレビ誌ライター)
6月8日に聖火ランナーとして走っていた姿よりは、いくらかふっくらしたように見えた壇。茶碗こいっぱいの米食べて、ふっくらしてけろ。