フィギュアスケートシーズンが終わり、さらに羽生結弦選手がケガの治療のためカナダに留まり、予定していたアイスショーなどへの出演ができなくなったことでファンは“ゆづロス”の日々を送っている。
そんなファン心理を突くかのように、ロッテが5月17日~30日までキシリトールガムの景品に「羽生結弦ファイル」のプレゼントがつくキャンペーンを実施。
そして、入れ替わるように寝具メーカーの西川産業でも「東京西川 COOL SLEEPキャンペーン」として、対象商品を購入した人に「羽生結弦ファイル」をプレゼントするという企画が始まった。
「キャンペーンは6月1日から7月31日の期間、全国の百貨店、専門店、家具店、大型チェーンストアなど全業態700店舗以上で行われています。ロッテのキャンペーンで味をしめたのか、あるいはこの時は入手しそびれてしまったのか、とにかく『羽生ファイル』目当てのファンが殺到。開始後わずか2、3日で各店舗に100枚用意されたファイルがなくなる状況になっているようです。SNSで入手できなかったファンから『もうなかった‥‥』と落胆の声が聞こえてきます」(女性誌記者)
あるスポーツライターはこう言う。
「羽生ファンというと若い女性というイメージがあるかもしれませんが、もともとフィギュアスケートのファンの年齢層は高く、主婦層も多いのです。そういうファンには、家族のために夏の寝具を整えるという名目が立って、家計で趣味を満足させられる格好の企画だったということではないでしょうか」
シーズンオフでも羽生人気は健在だ。
(芝公子)