食欲の秋! 美味しいものがたくさん出回る季節ではあるものの、やっぱり食べ過ぎは避けたいですよね。そんな“食べたいけど太りたくない”時期だからこそ力を入れたいのが、太りにくい身体作りにもつながる「腸活」です。そこで、医師である石原新菜さんが勧める“腸活フード”を紹介していきましょう。
■発酵食品・食物繊維
腸内環境を整える食べ物といえば、発酵食品と食物繊維。発酵食品にあるよい菌を腸の中で育てるには、 エサとなる食物繊維もしっかり摂ることが大事です。発酵食品は納豆、ヨーグルト、味噌、お酢など。食物繊維は、アーモンド、カカオ(ココア)、ユーグレナなどがオススメだそう。
とくに、ワカメや昆布と同じ藻の一種のユーグレナは、 食物繊維の他にもビタミン、ミネラル、 アミノ酸、不飽和脂肪酸など59種類の栄養素をバランスよく含んでいます。健康効果がより期待できそうですね。
■オートミール
オートミールとは、オーツ麦を加工した全粒穀物のことで、代謝アップにかかわる栄養素が豊富なんだとか。中でも、水溶性食物繊維、β-グルカンは血糖値の上昇を抑え、脂肪の吸収も抑えてくれるのでダイエットに役立ちます。主食のご飯やパンを、オートミールに置き換えていただきましょう。
■米ぬか
ぬか漬けを漬けるときに使う米ぬかも、腸活にオススメのダイエットフードです。米ぬかは玄米を白米にするときに出る粉で、代謝アップの栄養成分や食物繊維が豊富に含まれます。ビタミンC以外のほとんどの栄養素が摂れるといわれ、まさに栄養の宝庫! 石原さんは、生の米ぬかを乾煎りした米ぬかパウダーを、ご飯などにかけて食べるのを勧めています。毒出しができ、代謝アップの痩せやすい身体作りにつながるそうですよ。
腸活をダイエット目的で行うときに、最適なフードを教えていただきました。どれも簡単に手に入るので、ぜひ取り入れてくださいね。