適応障害から復帰したものの、呂律の回らないコメントぶりや、休養前と比べて明らかにやつれた姿に心配の声が鳴り止まない女優の深田恭子。
そんな深田の今年の締めくくりの大仕事といえば、10月15日に全国劇場で公開がスタートした本人主演のドラマの映画化「劇場版 ルパンの娘」。しかし、公開直後の結果に「やっぱりきちんと回復するまで休養してほしかった」との声があがっているのだ。
「深田さんの早期復帰はこの主演映画の宣伝に必要不可欠との判断があったようですね。主演級の映画としてはヒロインを演じた2015年の『ジョーカー・ゲーム』以来ですから、気合いが入るのも当然。しかし、9月27日に都内で行われた完成披露試写会の舞台挨拶では、かつての健康美からは程遠いやつれた顔のラインに落ち着きのない目、そして呂律の回らない話しぶりに、拍手を送っていたファンから心配の声が上がりました。その後のテレビでの怒とうの宣伝出演も、出れば出るほど心配の声が増えていく一方。それでも、映画の結果がよければ体調の回復にもつながりそうですが‥‥」(芸能ライター)
映画界では閑散期といわれる10月。それでも、各地で緊急事態宣言が解除され、「劇場版 ルパンの娘」は最終的に10億円を稼ぐのではと見られていた。しかし、フタを開けると深キョンの奮闘も虚しく‥‥。
「初登場1位になった『燃えよ剣』が363館や、5週目で4位の『マスカレード・ナイト』と比較しても、『劇場版 ルパンの娘』の全国341館での封切りは高い期待値でした。番宣も積極的でしたが、初週6位、興収は約1億1000万円と期待外れでした。今後、初週以上の伸びは期待できませんから、興収10億円に届かせるのは困難。5億~6億円程度で止まってしまう可能性が高くなりました。無理やり復帰した印象の強い深田さんですが、ますます体調が心配になりますね」(前出・芸能ライター)
この数字に、ネット上では「もともとドラマも、シリーズ1が7%台、シリーズ2が5%台なんだから期待かけすぎ」「特定のファンしかいないドラマの映画化にしてはむしろ大健闘だと思う」「もっと大コケかと思ってたから深キョンの呂律騒動はむしろ宣伝効果があったと思う」など、冷静な声も。
実はYahoo映画のコメントなどでは絶賛に次ぐ絶賛。いかにも“サクラ”といったコメントも多いが、それも含めて満足度の高さはランキング上位の「燃える剣」、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」、「マスカレード・ナイト」、「DUNEデューン 砂の惑星」の5作品より高い。
ぜひとも熱烈ファンのリピート集客で盛り上げて、深キョンを元気にしてあげてほしいものだ。
(塚田ちひろ)