フジテレビが10月21日、来年北京で開催される冬季五輪のメインキャスターとしてアイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が就任することを発表した。
村上は東京五輪でも同局でメインキャスターを務めており、夏冬連続の就任となる。就任について村上は「アスリートの思いや戦う姿をお伝えすることが再度できるのは、もちろん、うれしくもあり責任もありますが、関わらせていただけることには喜びしかございません」とコメント。
さらに「アスリートのみなさんのすごさ、細やかな部分をできる限りわかりやすく、視覚的にはわからなかったりするマインドもしっかりとお伝えしたいと思います」「東京オリンピックの興奮同様、日常を忘れて楽しんでいただけますように努めます。各競技の新たな視点や見方をお届けしたいと思っております。どうぞ、冬のオリンピックを目一杯お楽しみください」と意気込みを見せた。
しかし、ネットでは《村上くん普通に好きなんだけど、東京オリンピックのキャスターは本当に酷かった。まさか続投とは》《選手ファーストで放送してくれるならいいけどねぇ》《村上は東京五輪の際は空気読めずにうるさいだけの印象。ほかに適任はいると思う》など不評の声が。
「スポーツ番組を通しての村上とフジテレビの関係は深く、15~17年に放送された『村上信五とスポーツの神様たち』で村上は初の単独MCを務めています。その後も17年、18年と『村上信五のスポーツ奇跡の瞬間アワード』のMCを2年連続で務め、19年は『コレ知らんかった~!新発見!村上信五の平成スポーツ命場面SP』でMCを、『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!』では“キャプテン”として進行役を務めました。毎年何かしらのスポーツ番組に関わってきており、村上は“フジテレビスポーツ番組の顔”ということで選ばれたのでしょう。
しかし、東京五輪中継番組の進行については、8月にニュースサイト『Smart FLASH』が大手広告代理店が実施したネットアンケートをもとに“不人気キャスター”であったことを報じており、今回のネットの声は改めてそれが浮き彫りになった形と言えるのではないでしょうか」(芸能記者)
東京五輪でミソが付いてしまった村上。北京では汚名返上となるか。
(柏原廉)