歌舞伎俳優の片岡愛之助が11月29日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)にゲスト出演。その際、愛猫のマンチカンをスタジオに連れてきたことから愛猫家の反発を浴びていることを11月30日、ニュースサイト「まいじつ」が報じた。
同記事によると片岡は「猫を愛しすぎる歌舞伎俳優」との触れ込みでマンチカンを抱っこしながら登場。その後マンチカンは片岡の脇に置かれたボックス内に入れられ、クイズやトークが進行していったが、番組を観た視聴者からはマンチカンが収録現場のまばゆい光や共演者の声に怯えているのではないかと指摘。猫好きならばスタジオに連れてくるべきではないといった批判が紹介された。
しかし、この記事を読んだネット民の声には《なんでもクレームになるな》《そこまで批判しなくても大事にしてないわけじゃないと思うな》《猫好きだけど、これで虐待とか大切にしてないとかはあまりにも敏感すぎ。毎回怯えてるのに何度もスタジオに連れてくるとかは別だけど》《猫好きって猫はこう思ってるはずだって決めつけるけど本当に猫に気持ち聞いたの? そんなこと言ったらどこにも連れて行けないし何もできないじゃん》といったものもあり賛否両論の様相だ。
「近年は独自のペット愛で他者を攻撃する“モンスター動物愛護家”が増加。芸能人に絡む例も増えています。タレントの辻希美は9月1日に更新したブログで部屋の模様替えをしていることを報告。その際に掲載した部屋の写真に2段重ねにしたケージとその隣にドレッサーが写りこんでいたことから《犬のケージ横で化粧するの?》《模様替えするんだったらケージをせめて一段ずつにしてあげて》といった批判の声が書き込まれました。
またYouTuberのヒカキンが18年に猫を飼い始めた際は《ペットショップで買うより、保護猫の里親になるべき》《軟骨の形成異常を抱えるスコティッシュフォールドを飼うのは望ましいことではない》といった批判が。女優の石田ゆり子は17年10月にインスタグラムで夏の間、訓練士に預けていたゴールデンレトリバーの“雪”が帰宅したことを報告。すると《雪ちゃんかわいそう。環境を何度も変えるのは物凄いストレスになります》と、こちらも批判されました。
過剰な反応にも思えるこうした声は、自分の意見が正しいと思うことを有名人に押しつけることで満足感を得ている“正義中毒”とも言えるかもしれません」(芸能記者)
片岡も災難だったと言えそうだ。
(柏原廉)