フェイスブックやツイッター、LINEなどのSNSはもはや必須のコミュニケーションツール。そんななか、現代の女性たちは「自撮り力」を上げるべく、メイクやポーズ、キメ顔などの研究にいそしんでいる。
なかには刺激的な映像や画像で自らをアピールしようとする女性も増えてきた。いったいなにが彼女たちをそのような行動に駆り立てるのだろうか。そこで、SNSでセクシーアピールをしたことのある女性たちに、話を聞いてみた。
「普段はただ仕事をして、帰ってきて、テレビを観たりネットをしたりして1日が終わるという生活。退屈なんです。何か刺激的な要素が欲しいから、ときどき胸元を見せる写真をブログにアップして、その反応を見ては楽しんでいます」(28歳・IT系企業)
「日常生活では出会いが全然ない。自分がオンナであることを忘れないために、チラ見せするような写真をツイッターにときどき上げてます。そういう写真にオトコ友達が『見えてる!』と反応してくれると嬉しい」(31歳・鉄道会社)
と、日頃の刺激不足が行動を起こさせたと話す女性が多いようだ。
また、営業活動の一環だと話す人もいる。彼女はパジャマを着崩した様子や、脚を見せる画像をフェイスブックでたびたび公開している。
「アート関係の仕事をしているんですが、作品を売るイベントにたくさんの人に来てもらうためには、そういう写真で男性ファンをつくるのも大事なんです」(30歳・イラストレーター)
まるでグラドルの集客活動のようなことを、一般のシロウトまでもが始めているのである。
「自分が女性であることを実感したい」──そうした衝動がセクシー自撮りをさせるのだとすれば、女ゴコロとは複雑である。