俳優の森田剛がドラマ「相棒」(テレビ朝日系)の“5代目”として急浮上していることを12月5日、ニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」が報じた。
同記事によると、芸能プロ関係者の証言として、すでに稲垣吾郎、向井理、竹野内豊らの名前が“5代目”候補として挙がっていたが、そこに森田の名前が急浮上。その背景にいるのは森田の妻である女優の宮沢りえだという。
森田がジャニーズ事務所を退所後、宮沢はすぐに新事務所を立ち上げ、森田をバックアップ。現在は宮沢本人が営業の最前線に立ち、仕事をまとめるようになった。自身もドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)をはじめ、12月4、5日に放送されたスペシャルドラマ「女系家族」(テレビ朝日系)、同月6日~29日までは舞台「泥人魚」、そして来年はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と売れっ子アイドル並みのスケジュール。これまで宮沢については業界内で「脚本に納得しなければ出演しない」「仕事のために私生活は犠牲にしない」と言われてきたが180度の転換と言える急変ぶりだという。
この急変には宮沢なりの計算があるといい、ドラマの出演を受諾したのも近い将来の森田のキャスティングを日本テレビやテレビ朝日に約束させるためのものではないかとのこと。それを踏まえた“5代目”候補と言えそうだ。
しかし、ネットではこの報道に対して《森田剛ファンですが、相棒はないわ》《もっと若手じゃないですか、キャラ成立して現場で必要とされる機敏に動ける相棒って。個人的に森田は違う気がする》《森田剛は相棒より犯人役のほうが存在感出ると思うんだが》など“5代目”に否定的な声が続出している。
「森田といえば、16年の映画『ヒメアノ~ル』で連続殺人犯役を演じ、その迫真の演技には業界からも絶賛を浴びました。来年1月28日公開予定の映画『前科者』でも殺人を犯した前科を持つ男を演じているように、相棒役に否定的な声が多いのは殺人犯役の印象が強いからではないでしょうか」(芸能記者)
ネットではほかに《向井理、いいと思う。今までにない感じじゃない?》《吾郎ちゃんがいい!》《反町さんから竹野内さんだったら安易なリレーだなって思う》《ストーリー的には寺脇さんが戻ってくるのがいちばんいいと思うんですが、ないんでしょうね》などさまざまな予想が書き込まれている。
果たしてこの中から5代目相棒は現れるのか、それとも全く違うところから選ばれるのか。
(柏原廉)