寒さが厳しい時期は、起きる時間になっても布団から出にくく、「眠気がなかなか取れない」と悩んでいませんか? そんな場合は、次のような工夫で“起きたくない”冬の朝を攻略しましょう。
■起きる前にリビングを暖めておく
予約機能付きのエアコンやヒーターなどを活用し、起きたときにリビングを暖かい状態にしておくと、「寒い部屋に移動したくない」という気持ちを払拭しやすくなります。朝起きてすぐに向かう部屋がリビングでない場合は、使用する部屋を暖めるようにしましょう。部屋が暖かいと冷たい水での洗顔をしやすく、寝ぼけた目もスッキリ覚ましやすくなりますよ。
■スリーパーやルームシューズで防寒対策
「リビングが暖かくても、そこに移動するまでが寒いので布団から出られない…!」という場合は、スリーパーやふわふわで暖かいルームシューズなどを活用しましょう。移動中の冷たさや寒さによる不快感を軽減しやすくなります。とくに足元は冷えやすいため、朝起きたら毛糸の靴下を履いてルームシューズを履くなど、複数の対策を重ねることでより体を温めやすくなります。
■布団の中で軽く体を動かす
「目覚めたものの、眠気が強くて起き上がる気になれない……」そんな場合にオススメなのが、布団の中で簡単なストレッチや伸びをして体を動かすことです。いきなり負荷の高い運動をすると負担が大きく、大きく体を動かすと布団が浮いて冷気が入りますから、ストレッチ程度の運動がオススメです。体を動かして血流を促すことで、脳がスッキリ目覚めやすくなります。
寒さによる不快感を軽減して目覚めることに集中できるよう、環境や心身を整えることが目覚めをよくする秘訣です。「寒くて体が動かない……」と感じたら、安心して布団から出られる工夫を取り入れ、朝からスッキリ目覚めてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)