前田と勝地による離婚後の絶妙な間柄は結構だが、中には離婚の発表をしたことで、世間からの怒りが再び熱波となって夫側を追い詰めたケースもある。
映画コメンテーターでラジオパーソナリティの有村昆は7月、2012年に結婚したフリーアナウンサー・丸岡いずみとの離婚を発表したことが発端で再炎上。というのも、離婚原因が有村による不貞未遂騒動だったからだ。
写真週刊誌「FRIDAY」は今年5月、妻子ある立場の有村が美女と食事デートを楽しみ、「君の彼氏になりたい」などと口説いていたことをスクープ。ケーキバイキング付きのホテルにも連れ込むなど、なかなかのアグレッシブなスタイルだった模様。別の女性にも“ハードな艶トーク”で必死のアプローチを続けていたという。さらに、有村は食事をともにした美女に対し、丸岡との夫婦関係について「妻とは全くそういうのないからね」と暴露。女性からの「いつが最後なんですか?」との質問には、「4年前かな!」とニヤニヤ顔で答えるも、その後、女性に「性体験は豊富だよ。40代になると20代みたいにガツガツいかなくても、全然うまくいっちゃうから」などと語っており、多くの余罪の存在を感じさせる言葉で世間の反感を買った。
「報道を受け、有村は全てのラジオ番組を降板し、芸能活動を自粛。およそ2カ月後に丸岡との離婚を唐突に発表すると、それを申し出たのが不貞をされた丸岡ではなく、有村であることが判明。加えて、その親権も有村が持つことになり、世間からは『離婚して逃げただけじゃん』『なんで丸岡さんは不貞された上に離婚までされなきゃいけないの?』『親権を不貞した有村が持つのはどう考えてもおかしい』などの怒りの声が集中することに。
また、およそ3カ月の謹慎期間を終え、8月16日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に生出演すると、騒動への謝罪のほか余計なひと言でさらなるひんしゅくを買ってしまいます。番組では、結婚後にも合コンを繰り返していたことを認めた有村に対し、MCの坂上忍が『余罪の中には、未遂以外もあったでしょ?』と肉体関係の有無を問うと、『こんな僕でも受け入れてくれた人がいなかったわけではない』と赤裸々告白。有村の当初の報道を巡っては、デートを楽しんだ美女たちと最終的なカラダの関係にまでは至っていない“未遂”な点に、一部から同情の声も寄せられていましたが、その唯一の免罪符を自ら水の泡にする無意味な告白をしてしまった格好です」(テレビ誌ライター)
初めの不貞未遂報道にとどまらず、その後の離婚の申し出、そして生放送中の謝罪場面での新たな余罪の告白で、丸岡にさらなる精神的ダメージを与えた有村。3カ月という短い謹慎期間にも呆れ声が飛び交っており、今後の芸能生活では、そうした反感が大きすぎる重荷となって彼の足を引っ張り続けることは間違いないだろう。
(木村慎吾)