お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉がローカル局の冠番組に“初めて”差し入れをしたことを12月10日、ニュースサイト「東スポWeb」が報じた。その真意とは‥‥。
同記事によると、児嶋は相方の渡部建の近況について「うわさによると~」などと距離を置くような発言を続けているが、実はきちんと「帰る場所」を守り続けており、それは04年から千葉テレビで続く「白黒アンジャッシュ」だという。
同番組はアンジャッシュにとっての初の冠番組であり、渡部のスキャンダルによる自粛以降も児嶋は番組を守り続けている。ある芸能関係者の証言として児嶋は最近、同番組に叙々苑の焼き肉弁当を差し入れ、スタッフをねぎらっていたという。差し入れは番組開始から18年目にして初だとか。
ローカル局のギャラ事情を考えると、叙々苑の焼き肉弁当代で下手をすれば児嶋は赤字。なぜ、そこまでするかのというと、それはやはり「アンジャッシュ」という冠がついた番組を続けたいという気持ちがあるからだ。
ネットでは《手のひらを返さないって人間性よね。だから好きなんだよ、大島》《鮫島さんかっこいいわ》《中島さんいい人だねー》などボケも交えつつ児嶋を称賛する声が続出している。
「『白黒アンジャッシュ』は15年に明石家さんまがゲストで登場したことがあり、4週連続で放送されたにも関わらず、さんまのギャラは5000円だったことを児嶋自身が明らかにしています。つまり、スタッフ全員に焼き肉弁当を差し入れしたら大赤字なのは間違いないでしょう。
児嶋は今年2月に『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した際も『僕から(アンジャッシュを)解散するって気は一切ないです』と語っていたので、やはり差し入れは唯一の冠番組を守りたい一心で行ったものと考えるのが自然でしょう」(芸能記者)
渡部が謹慎してすでに1年半。いつか、児嶋の思いに応えることができるだろうか。
(柏原廉)