モデルのミランダ・カーは、美や健康のために様々な方法や食材を取り入れていることで有名ですが、その中のひとつで、最近話題になり始めているのが“スナッキング”です。
「スナッキングは1日の食事の総カロリーはそのままに、食事の合間に間食をして痩せるという、言わば“食べて痩せる”ダイエット法として注目を集めています」
こう話すのは、ダイエットに詳しいフィットネスライター。本当に食べて痩せられるなら、こんなに嬉しいことはありませんよね。
「食事制限で一食抜いたりすると、次の食事の時にお腹が空き過ぎていて、食べ過ぎてしまうことがあります。すると、一気に血糖値が上がってインスリンが分泌され、体脂肪が増えてしまう結果に。それを防ぐために間食をして、空腹感を抑えるのがスナッキング・ダイエットの特徴です」(前出・フィットネスライター)
ただし“間食をしてもいい”とはいえ、何を食べても良いというわけではありません。食物繊維やタンパク質が豊富で、ビタミンやミネラル類が補給できて、噛み応えのある食品を選ぶのがコツだそうです。
「間食に利用する代表的な食品は、ナッツ類やドライフルーツ、それにグラノーラやヨーグルトです。ナッツ類は余分な脂肪がつくのを抑えたり、燃焼しやすくさせたりする成分や、血液をサラサラにする効果を持った栄養が含まれています。それに歯ごたえがあり、よく噛んで食べるので少量で満腹感を得られます。ドライフルーツもカルシウムやミネラル、鉄分が多く、美肌効果やダイエットに役立つ成分が多いんです。グラノーラはサクサクした食感で食物繊維が豊富。豆乳やヨーグルトと一緒に食べるといいんです」(前出・フィットネスライター)
ヨーグルトは腸内環境も整えてくれますよね。そんな食品を食事と食事の間に摂る、つまり1日5食にする感覚で空腹感を感じない状態で生活リズムにします。すると、体は常に代謝が高い状態を維持できるので体脂肪を消費しやすくなり、食事の時も血糖値の急激な上昇を防ぐことができるそうです。その結果、ダイエット効果が得られるということだそうです。
「今までも“食べて痩せる”と謳ったダイエットはたくさんありましたが、そのほとんどが一食を何か別のものに置き換える方法。スナッキングは空腹感を抑えることで、結果的に一度の食事量を抑えながら、健康的な代謝を保つものです。継続すれば、維持したいスタイルを保つことも可能ですよ」(前出・フィットネスライター)
間食を入れることで一度に食べる量も少なくなることも、体脂肪抑制につながっているのだとか。あなたも試してみませんか。