女優の杏が1月5日放送の「1周回って知らない話+今夜くらべてみました 合体4時間SP」(日本テレビ系)に出演し、3人の子供を育てる上での苦労を語った。
2016年に双子の女児を出産し、翌年に男児をもうけた杏。2020年に元夫で俳優・東出昌大と離婚した後は、女手ひとつで3人の子供を育てる日々が続いている。
杏は自身の現状について「“ワンオペ育児”みたいな記事が出るんですけど、ムリムリ。もう絶対ムリ」と語り、実際には友人らの協力を得ながら、なんとか仕事と育児を両立している状態だという。また、5歳の双子と4歳の末っ子は年齢も近く、家ではまるで学校のように盛り上がっているというが、「1日30回ぐらい、ご飯中に『歌わないで』という」と、母の杏には苦労が多いようだ。
さらに、杏にとって最も大変なタイミングが「体力がゴリゴリに削られていく」夕方以降だという。早くから夕食の準備をスタートし、3人の子供を風呂に入れ、食事を済ませると、最大の難所は19時の「寝かしつけタイム」だ。
杏自身も子どもたちと一緒に横になりながら寝かしつけを行い、注意ポイントは「子供が寝た瞬間に動いちゃダメ」と明かす。すぐに動いてしまうと、子供たちが無意識に杏を追って体をつかんでくることから、しばらくは静寂を見守る必要があるという。
無事に寝かしつけた後には、杏自身のタスクもまだまだ残っているが、疲労のせいか、気付くと子供たちと一緒に寝てしまうことも。深夜12時頃に慌てて起き、残った家事や仕事を朝4時までこなすのだという。
そこで、杏は、先輩ママでタレントの高嶋ちさ子に「寝かしつけは何歳までしていましたか?」と質問。これに高嶋は「昼間は仕事で不在だから、寝る時くらいはいろんな話を聞こうかなと、子供が留学に行った小学6年生まで寝かしつけていた」と、多忙な彼女にとって、就寝時は貴重な子供との交流の時間だったと説明。杏は「大事なコミュニケーションの時間といえばそうだから、なるべく子供たちの望む通り」と同調しつつ、「6年生かぁ」と“長期戦”になることが予想される寝かしつけについて苦笑いしていた。
「番組では、杏がいかに多忙な1日を過ごしているのかを知るべく、とある日のスケジュールを紹介。朝6時に起き、せわしない朝食作りから1日が始まると、ドラマや映画のセリフを覚えるのは愛犬の散歩中にこなしてしまうのだといいます。ほかにも、子供を寝かしつけた後に英語やフランス語の勉強も行うそうです。
この超ハードな生活が明かされると、ネット上には『専業主婦でも双子ちゃんと年子の世話はキツイと思うよ。それをドラマの撮影とかと両立させてるんだから、凄すぎるね』『杏ちゃん、あなたすごいよ。褒めても褒めても褒め足りない。頑張りすぎて倒れないでほしい』『うちは子ども2人で離婚もしてないが、悪戦苦闘中。犬なんか無理。すげーなと思う』『本当に尊敬します』『テレビ観てたけど、今まで以上に好感持てたわ』『杏ちゃん、本当に、立派よ!』などと応援・心配する声や、その働きっぷりに対する喝采も飛び交っています」(テレビ誌ライター)
友人のほか、シッターに子供の世話を頼むこともあるという杏。忙しさで体調を崩さぬよう注意してほしいところである。
(木村慎吾)