タレント・西村知美が1月18日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演し、思わぬところで長女の本音を知ってしまったエピソードを語っている。
この日、番組にVTR出演した西村は、2003年に出産した長女との関係性について言及。西村によると、娘は19年間、これといった反抗期もなく、「いつもいい子」だったが、昨年にショックな出来事があったという。
使用している携帯電話を機種変更しようとした際、西村は「私の携帯を娘にあげて、連動するようにしていた。そうしたら娘が残していたメモが、全部私の携帯に移ってきた」と、2人の携帯電話の情報を連動させたところ、娘のメモデータが閲覧できるようになったと説明。そのメモには長女による西村への恨み節が綴られており、「『ママなんて消えてしまえ』って。すごく私はショックで。そういう汚い言葉を使わないんですけど、人格が変わったようにいろんなことが書いてあった」というのだ。
驚いた西村はすぐに家族会議を開き、長女と話し合うことに。すると、長女は、母である西村に対する不満などを友人に相談しようとしていたものの、「言えることと、言えないことがあって。信頼している友達ではあるけど、万が一、そこから(相談内容が)漏れた場合は、事務所とかいろんな所に迷惑がかかる。だから言えなかった」と告白した。
これを受け、西村は「親としてわかってあげられなかったって、そちらのほうがショックだった。子供は子供なりに悩みを抱えていて、ほかのお子さんよりもたくさんあるのかなって、その時に反省しました」と振り返り、「1年以上経っても、いまだに娘にその時の話をするんですよ。(娘からは)『いい加減にして。今はもう、そう思ってないから』って、なだめられています」と説明。現在では、どんなことも言い合うことができる良好な関係となり、「娘の日記は一生、大切にとっておきます。何かあった時に読み直そうと思ってる」と語っていた。
「ネットではこのエピソードに対し、『私ならショックで本当に消えてしまうかも』『これはきつい』『怖すぎる』との声が飛び交ったほか、『いくら過去の話でもそれをテレビで言うのって』『こういうプライベートで繊細なことを平然と公表するあたり、この人は根本的に何も理解していない』『こんな話をぶり返すのは娘さんも辛いだろ』『お母さんは、そのことをいまだに話題にすることでラクになってるのかもしれないけど、娘さんは親の前でいい子でいるぶん、親を傷付けてしまった‥‥と。辛いと思う』『見せるつもりもなかったものを見られるだけで嫌なのに、公に悩みを公表するなんて信じられない。しかもたった1年前の話。もう少し子供の気持ちを考えたほうがいいと思う』『そういうところが無神経』などの指摘も集まりました。西村は、家庭内でいまだにその話をすることがあると明かすも、娘から『いい加減にして』と返されている以上、テレビでも公表しないほうがよかったかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
次回の機種変更で、また新たなメモデータが発掘されないことを祈りたいところだ。
(木村慎吾)