お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬が1月20日に自身のツイッターアカウントを更新。コロナ禍での「飲みに行きます」宣言が大きな話題を集めている。
東京都では19日、新型コロナウイルス感染者数が過去最多となる7377人と報告されるなど、新たな変異株であるオミクロン株がその感染力の高さを見せつけている。
また、19日時点で、1都12県が新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置の適用対象となり、飲食店や観光地に再び大きな経済的ダメージがもたらされることも懸念される。
そうした中、吉田は20日にツイッターで「今年は、できるだけ飲みに行きます。俺は友達いないけど、飲みたい方は数人だけやけど、いる」と書き出し、2022年の外食を宣言。続けて、「ただ、俺は飲むと長いらしいので、そこが怖い。。」とすると、「今、風邪が流行ってるらしいですね! 寒さと乾燥。これは大事。気をつけてや」と綴り、重症化するリスクが低いと報じられているオミクロン株を「風邪」と表現するかのような書き込みをした。
「昨年秋頃から様々なコロナ規制が緩和され、飲食業界だけでなく、様々な分野で経済の活気を取り戻しつつある中での、“まん防”再発令とあって、吉田のツイートには『よくぞ言ってくれた!』とする声が殺到。『飲食店は何も悪くない! 酒も悪くない! だから私は飲む 飲みの席でわちゃわちゃしようが、1度もそのせいで体調悪くなったことはない!』『さすがです』『気にせず飲みに行かれてください』『例年、冬になると風邪が流行ります。暖かくして飲みに行きましょう』『吉田さん、いいこと言うのね』『俺は支持します』などと賛同する声が集まったほか、高齢者の重症化リスクや、基礎疾患を持つ人への感染の責任に関する指摘も多数見られました。
一方で、100万人ものフォロワーを抱える吉田の発信とあって、『影響力の大きさを考えて言ってるのかな』『ネタでも言っていいことと悪いことがあるやろ。風刺を効かせるにしても言葉選べって』『専門家でもないのにコロナはただの風邪と宣伝して、その言葉にどれだけ責任が持てるの?』『引いた。その風邪でどれだけ医療従事者が犠牲になり、今まさに戦ってると思っているのか。苦しんでる方もたくさんいる』『オミクロン株にかかっても医療機関に行かずに治すなら好きにしていいんじゃない。感染しても絶対に医者に行くなよ』などと、そのツイートを疑問視する人も多かったです」(テレビ誌ライター)
吉田のツイートをどのように捉えるかは千差万別だが、重症化してしまう危険性がゼロではないことは認識しておく必要がありそうだ。
(木村慎吾)