女優・池田エライザが1月26日放送の「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)に出演し、将来的に挑戦したいことを明かしている。
最近では、役者業だけでなく、モデルや歌手、さらには映画監督など、幅広く活躍している池田。そんな彼女に対し、占い師・星ひとみ氏は「何をやりたいか、訳わからなくなっちゃって、『私って‥‥』ってなっちゃう」とマルチな才能を抱えるが故の悩みについて指摘した。
星氏は続けて「自分が1回決めたビジョンを、この先、見失っちゃダメ」と助言を送ると、池田は「芸能界じゃないですけど、ずっとあるのは、チビっ子とかを守りたい」と告白。子供たちに向けて、何かできることがあると考えるようになった経緯として、「すごい漠然として、ディープな話になっちゃうんですけど、小さい時の家庭環境がグチャグチャっとしてたので。そういうところから、もしかしたら芸能界で何かできるかもなって。自分が誰かの支えになれればいいのにって」と語り始め、「泣きそうになっちゃう」と涙ぐんだ。
星氏から「伝わらないもんね。わかってもらえないし」との言葉を受けた池田は大きく首を縦に振り、「ニュースとかで学生たちが閉鎖的な環境で傷付けあったりしているのを見ると、この子たちに届かなくて何の意味があるんだろうかってすごい思っちゃいますね」とコメント。悩みを抱える学生らの報道を気にかけているといい、「自分の境遇がそうだったので、親がいない役とか、施設育ちの役とか不思議と本当に来るもんで」と映画やドラマでの役柄と被る部分もあるという。
あふれる思いを口にした池田に、星氏は「エライザちゃんがやっていることは10年の間で必ず届くから。演技だけじゃなく、どんな形でも、もっと認められるようになってくるから、この気持ちを絶対に忘れないようにしてもらえれば」と応援。加えて、池田の手相に珍しい「スター線」があることも発見し、今後の活動に太鼓判を押していた。
「池田は、ほかにも小学校2~3年の頃にいじめの被害に遭い、『毎日泣いていた』と告白。主に保健室で寝て過ごしていたという辛い過去を乗り越え、いつかは子供たちのためになるような仕事をしたいとの野望を明かしました。ネットには、涙を流しながら悩める心の内を漏らした池田について、『頑張れー!』『本当に素敵な考えですね』『キレイな心と知性と才能がある女性。応援したい』『エライザさんは純粋なんだろうなぁと番組見てて思った』『この思い、ぜひ貫いてほしい!エライザちゃんなら、出来る!』『エライザちゃんの心の思いに泣けました。心を優しく育んできた人の流す涙』『素晴らしいお方ですね。もらい泣きしてしまいました』などと感動する人が続出し、『エライザちゃんの気持ち、これを見た人全員に伝わったよ』とする声もありました」(テレビ誌ライター)
「誰かの支えになりたい」「チビっ子を守りたい」という池田の願いは、多くの視聴者から熱い支持を受けたようだ。
(木村慎吾)