鈴木保奈美が18年ぶりに連続ドラマに主演する。8月13日スタートの「ノンママ白書」で、放送はフジテレビの土曜深夜枠。1991年に鈴木がヒロインを務めたトレンディドラマ「東京ラブストーリー」から25年。最終回で32.3%を記録して一躍人気女優となり、“常勝”フジを支えた鈴木が古巣に舞い戻ってくる。
「東京ラブストーリー」といえば、思い出されるのが鈴木の相手役、織田裕二。
「3年前に放送した『Oh,My Dad!!』以来、フジテレビとは縁なしです。その後、日本テレビで『奇跡の教室』、WOWOWで『株価暴落』に主演していますが、それも2年も前。今、テレビで織田の顔を拝めるのはCMだけです。出演しているのは、オープンハウス、佐川急便、イーデザイン損保の3社。一昨年生まれた長男の子育てで多忙なんでしょう。現状はCMのギャラで食べているようですね」(芸能ライター)
出世作の再ドラマ化にずっとNOを突きつけてきたという織田だけに、
「織田のセルフイメージは“何事にも一生懸命”、“不器用だが誠実”というひと昔前に流行ったタイプ。しかし、『東京ラブストーリー』の役は2人の女に翻弄されてどっちつかずの状態を続ける優柔不断男だった。大嫌いなタイプの役を演じるのに多大なストレスを感じるとかで、首を縦に降っていません。1月に『東京ラブストーリー~After 25 years~』という後日談を描いた漫画が発表された時も再ドラマ化案が持ち上がりましたが、織田の気持ちは変わらず、実現は難しそうです」(スポーツ紙記者)
織田の4年ぶりの主演映画「ボクの妻と結婚してください。」が11月に公開される。これから本格的に宣伝が始まるだろう。だが、主要キャストがスキャンダルの真っ只中にいる吉田羊と高島礼子。インタビュー取材がほぼ不可能な状態となり、織田の全力投球が期待されるのだが‥‥。
(塩勢知央)