放送中のドラマ「おいハンサム!!」(フジテレビ系)でMEGUMI演じる妻と、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈演じる3姉妹を持つ伊藤源太郎を好演している吉田鋼太郎。吉田と言えば舞台を主戦場として演技力を磨いてきたことで有名だが、盟友と呼べる大竹しのぶからバラされた舞台上ならではの「驚くべきトラブル回避術」をご存じだろうか。
1月22日放送の「ミュージックフェア」(フジテレビ系)に出演した大竹によると、2010年に故・蜷川幸雄さん演出による舞台「ヘンリー六世」で吉田と大竹は共演。2人には殴り合うシーンがあり、「(吉田が)本気でくるから私も本気で殴るんですけど、そしたら(吉田の)口の中が切れて『あ、血が出たな』とわかった」ことがあったそう。大竹は「あ、やばい! やっちゃった!」と焦ったそうだが、「鋼太郎さんがさらにテンション上がって、口の中に血をためてパァーッて血しぶきにしたんです」と説明。観客はそれを見てあっけにとられていたそうだが、「蜷川さんは大喝采でした」と締めくくったのだ。「ネット上では『さすが吉田鋼太郎!』の声と同時に『MCの仲間由紀恵が引いてた笑』『仲間は吉田の妻を「花子とアン」で演じてたから、吉田の血しぶきエピソードをよりリアルに想像できたのか、驚いた顔が引きつってた』『仲間は吉田と共演したのが舞台じゃなくてドラマでよかったと思っただろうな』など、仲間の反応に注目する声が多いことが興味深いです。観劇好きの間では、吉田の血しぶき事件として有名なのだとか」(女性誌記者)
とてもいい顔をして面倒くさいことを言う「令和のガンコおやじ」を軽やかに演じている吉田。舞台だけでなくドラマでも、驚くような役者としての対応力を見せてほしいものだ。