7月17日に放送される特別番組「黒柳徹子だけが知っている THEテレビ伝説60年史」(テレビ朝日系)で、清水ミチコが黒柳徹子に扮して再現することが6日、わかった。
清水は芸能界にデビューする以前から40年以上にわたって黒柳を演じてきた、いわば“もう1人の徹子”。黒柳の半生を描いたドラマ「トットてれび」(NHK)での満島ひかりの演技も話題になったが、「徹子さんへの思いは負けません」とコメントしている。
しかし、そんな清水がいちばん気にしているのが“黒柳の反応”だという。
「番組では黒柳の奇想天外なエピソードを再現ドラマとして流し、その中で清水が黒柳を演じます。そして、この再現ドラマを黒柳自身がスタジオで観るのです。黒柳のリアクションも放送されてしまうとあって、清水が緊張するのも当然でしょう」(テレビ誌編集者)
「トットてれび」では、黒柳自身が満島にお墨付きを与え、満島のアドリブにも「私なら確かにそう言いそう」と受け入れていたという。果たして今回、清水は黒柳を満足させる演技ができるのか。
「清水は黒柳とプライベートでも親しい間柄といいますから『反応を気にしている』というのは番宣用の発言でしょう。しかし、『トットてれび』を意識しているというのは本心ではないでしょうか。達者な演技力で魅せた満島の黒柳と、長い年月で磨き上げた清水の黒柳を比較してみると面白いかもしれません」(前出・テレビ誌編集者)
清水が、モノマネではなく演技で見せる「黒柳徹子」に注目だ。
(伊藤その子)