朝の生番組「スッキリ」(日本テレビ系)でコメンテーターを務めていたタレントの榊原郁恵が、3月21日をもって番組を卒業することとなった。
榊原は「コロナでアクリル板が入ったり、いろいろと変わってきて、ロシアの戦争もあったりするけど、番組のタイトルじゃないけど、朝はスッキリと迎えたいですよね」と感慨深そうにコメントを残した。
約4年間の番組レギュラーを卒業した榊原は、タレント活動のほかに時間と労力を割いているものがある。それが、農業だ。
「昨年出演したラジオ番組『あさナビ』(ニッポン放送)では榊原の家庭菜園が話題に。その動機について『50歳くらいになった時かな。高校2年生でこの世界に入ってしまって、自分の中で、これといったものが手元に何もないような気がして』と明かし、出身地の神奈川県・厚木市のJAあつぎが行っている農業塾で2年間カリキュラムを受講。その後、畑を借りて自分でも本格的に野菜作りを始めたんだそうです」(女性誌記者)
しかし、これが原因で夫・渡辺徹からクレームが来たことがあるという。
「1月31日に放送された『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系)で、榊原は12年ほど前から畑を借り、家族の健康を考えて年間約30種類の野菜を栽培しているとコメント。渡辺からは『生産者が目の前にいると食いづらい』と言われ、収穫時期には食卓にはほうれん草ばかりや、ナスばかりが食卓に並ぶこともあるらしく、愚痴を言われたと笑いながら話していました」(芸能ライター)
渡辺は昨年5月に大動脈弁狭窄症の手術をしたのだが、その後の食生活はもちろん妻の榊原が管理。その結果、こんなことが。
「昨年出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、術後に榊原の手料理で食生活を送り、血液検査に行ったところ、医師から『ちょっと栄養失調だから食べて下さい』と指示されたのだとか。渡辺は『病院食より女房食のほうが厳しかった』と笑って話していました」(前出・女性誌記者)
何事もほどほどに、ということか。
(窪田史朗)