生理やPMS(月経前症候群)の悩みって、なかなか人には言えないもの。とくに、生理痛は痛みを伴いますが、そのツラさは人それぞれ異なり個人差も大きいのでなおさらです。自分にしか分からないそんな痛みを、女性たちはどのように表現しているのでしょうか。
漢方薬品メーカーのツムラが実施した生理やPMSに関するアンケート調査では、生理を経験した人の約7割が、「生理痛やPMSの症状がツラくても我慢をしている」ことが分かったそうです。そして、生理痛やPMSの症状について周囲の人に理解してもらえず、ツラい思いをしたことがある人は61.9%だったとか。生理痛やPMSで感じる痛みを自由に表現してもらった結果、次のような回答がみられました。
■お腹まわりの痛み
「お腹にフォークをグサグサ刺されている感じ(16歳埼玉県)」「臓器にナイフを刺して雑巾絞りされている感じ。重量が倍以上かかっていて、歩くのも辛い足を上げるのも重い(18歳福島県)」「腸を握りつぶされている感じ(47歳香川県)」
■腰や子宮まわりの痛み
「小学生が腰につかまっている感じ(23歳神奈川県)」「腰をハンマーで殴られて動けないような痛み。腹はミキサーにミンチにされるようなズキズキ感(31歳千葉県)」
ネット上のSNSや掲示板では、「お腹を金属の下敷きで押されてる感じ」「下から手を突っ込まれて、内臓を鷲づかみされてる感じ」「子宮も痛いし、お腹も緩くなる」「生理痛で吐いた」などの声も。
痛みがない人や男性が聞くと、「とても耐えられそうにない……」と感じるはず。今後は、生理痛やPMSについての理解を深めていきたいものですね。