新年度が始まって1ヵ月が経とうとしていますが、この時期は体調不良を感じる人が多いようです。キリンホールディングスが全国の社会人に新生活期の体調に関する調査を実施した結果、「新生活期に不調を経験した」という社会人は7割以上もいたそうです。
■免疫低下対策の「4R」とは?
産業カウンセラーの渡部卓さんによれば、免疫の低下を回避する方法として、一般的には睡眠・食事・運動などが挙げられますが、免疫の低下につながるストレスを緩和する「4R」も同じくらい重要なんだそうです。
4Rとは「Rest(休息)」「Recreation(気晴らし)」「Retreat(好きな環境に変える)」「Relaxation(自律神経を整える)」の頭文字をとったもの。さらに、コロナ禍で新たな“R”として注目されている「Resilience(しなやかさ、メタ認知など)」も加えた行動を日々心がけることで、ストレス負荷を軽減させていくことができるとか。
Resilience(レジリエンス)とは、自分でストレスがかかっていると自覚し、とらえること。そのためには、さまざまなストレスに対して、ネガティブにではなく、自分を鍛えてくれるポジティブなものだと認知できるような“しなやかさ”が重要になってくるそうです。
■「食べ物」からの免疫低下対策がトレンドに?
近年、発酵食品やプロテイン、機能性表示食品といった食べ物での対策がトレンドになっているようです。
プロテインは、女性でも飲みやすい商品が続々登場。例えば、KIYORAの“野菜(vegetable)+ダイエット(diet)”をコンセプトにした健康食品ベジエシリーズの『ベジエナチュラル スリムプロテイン』は、新フレーバーとして女性人気の高い“抹茶ラテ”を出しています。
また、機能性表示食品の『キリン iMUSE 朝の免疫ケア』は、プラズマ乳酸菌の働きで健康な人の免疫機能の維持をサポートしてくれるとか。爽やかなヨーグルトテイストなので、朝を美味しく、元気に迎えられそうです。
■「涙活」が免疫低下対策となるワケ
意識的に泣く涙活(るいかつ)は、ただスッキリするだけではなく、免疫にも関係するといわれているそう。セロトニン研究で知られる東邦大学名誉教授の有田秀穂さんは、涙を流すことは、ストレスの軽減・自律神経のバランスを整える・免疫システムの活性化という3つの効果が期待できると述べ、涙活を提唱しています。
新生活で、なんとなく不調を感じていませんか? そんなときは、これらの免疫低下対策を実施して、元気でパワーあふれる毎日を取り戻しましょう!