三谷幸喜氏脚本、小栗旬主演で話題のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。人気キャストの勢ぞろいとあって回を追うごとに注目が集まっているが、違う形で注目を集めているのが、八重を演じている新垣結衣だ。(1月25日配信記事より)
新垣結衣はどんな役を演じても新垣結衣‥‥。
このフレーズはネット上でよく見かける新垣に対する辛口評だ。しかし放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)で八重を演じている新垣を見ている人の中には「どんな役を演じても、どんな役者との掛け合いになっても“新垣結衣であること”を崩さないところがすごい」「このまま女優界のキムタクになってほしい」などと称賛する声もあるようだ。
「ネット上では新垣の演技力を批判する声も当然あがっています。中でも興味深いのが『ガッキーはせっかくのチャンスを逃した』と指摘する声でしょう。新垣はこれまで“アイドル女優”として、優等生役やかわいらしいキャラ、ちょっとコミュニケーション能力に問題があるキャラなどをキュートに演じてきました。しかし、昨年には星野源と結婚。これまで所属していた事務所とは一部を残して契約を終了。背負っていたモノが非常に軽くなりました。
そんな環境の変化があってから初となる今作では、源頼朝(大泉洋)との子どもまで作ったのに捨てられ、頼朝の新しいオンナ=北条政子(小池栄子)からは自宅にまで押しかけられ、『頼朝への思いを断ち切ってほしい』と気の持ちようまでつべこべ言われるという、これまでには演じたことがなかったようなキャラ。女優としての転機にはもってこいのキャラが用意されたというのに、新垣は“ガッキーらしさ”を崩さなかった。そのことを『残念』と感じている人が少なくないようです」(女性誌記者)
女優として、さらに成長することはできるのだろうか。