4月14日放送の「SONGS」(NHK)に出演した山崎育三郎の過去に驚きの声とともに感動する声があがっているようだ。
山崎といえば「ミュージカル界のプリンス」と呼ばれ、妻は元モーニング娘。の初期メンバーの「なっち」こと安倍なつみ。高校時代には留学経験もあり、何不自由なくのびのびと成長してきたのかと思われていたが、どうやらそうでもなかったようだ。
この日の放送で山崎は、高校2年生だった2002年に1年間、アメリカ留学している間に両親が離婚したと告白。父親は仕事で北海道へ、母親は故郷の岡山へと戻り、当時17歳だった山崎は帰国後、都内で父方の祖父母と暮らすことになったというのだ。「今でいうヤングケアラーみたいなものなんですけど」と言い、12歳の時に結成したという「山崎軍団」という名の親友2人とともに、祖父母を介護しながら学生生活を送っていたと述懐した。
「VTR出演した山崎軍団の2人も、山崎と同じく見るかなら優しそうな風貌で、『夜中、彼がトイレのお手伝いをしてあげたり、高校生とか大学1、2年くらいの時はやってあげていましたね』と山崎が祖父母のケアをしていた当時を振り返っていました。さらには山崎の祖父母を介護施設へ連れて行き、買い物や食事のサポート、時には祖父母らと鍋料理を囲んだことなどもいたって普通の思い出としてサラリと話していたため、ネット上では『山崎育三郎がヤングケアラーだったとは』『こういう親友がいる山崎育三郎がうらやましい』『山崎軍団は山崎本人を含めて、全員ができたお人柄ですばらしい』『36歳になっても親友と呼び合える関係って本当に宝物』などの声があがっています」(女性誌記者)
番組では、山崎軍団の衣装として作ったという山崎の祖父の顔面イラストを左胸に配した黒いTシャツが紹介されたが、販売したらなかなかの売り上げになるかも?