嵐・松本潤の4年ぶりの主演映画「ナラタージュ」が来秋公開されることが7月14日に発表された。大人の純愛映画が売りで、松本と有村架純のベッドシーンもあるという。
嵐といえば、大野智が来夏公開の時代劇映画「忍びの国」に出演予定、二宮和也は3月に公開された「暗殺教室-卒業編-」でヒットを飛ばしたばかり。
しかし、国民的人気のジャニーズ軍団でも「爆死」からは逃れられない。代表的な黒歴史作品なのが、香取慎吾主演「こちら葛飾区亀有公園前派出所THE MOVIE~勝どき橋を封鎖せよ~」(11年・興収8.1億円)、草なぎ剛主演「任侠ヘルパー」(12年・興収7億円)、相葉雅紀主演「MIRACLEデビクロくんの恋と魔法」(14年・興収8.9億円)、亀梨和也主演「ジョーカー・ゲーム」(15年・興収9.6億円)の4作。
映画ライターが言う。
「制作費が高額でなければ、興収7~8億円なら大損とはなりません。しかし、ジャニーズ主演なら希望最低ラインは13~15億円というのが定説ですから、この4本は大コケということになります。バラエティでの宣伝はもちろん、公開直後の土日は舞台挨拶を全国のシネコンで中継しランキング用に動員数を押し上げ、ネットでも謎のホメちぎりレビューが連打されるなど、いわゆる“ドーピング”と呼ばれる工作には余念がないだけに、コケた時は映画ファンが集まるサイトでも嘲笑されてしまう。ジャニーズの3大ドル箱俳優といえば、キムタク、二宮和也、岡田准一ですが、3月に公開された岡田主演で制作費15億円と言われる『エヴェレスト 神々の山嶺』は興収11億円止まりで、実は大赤字映画なんです」
さて、松本や大野の新作はどうなる?