俳優・松坂桃李が映画「流浪の月」の撮影に際し、ハードな食事制限に挑んでいたことを明かした。
5月13日に公開された同作の中で、松坂は10歳の女児を保護したことにより、誘拐犯のレッテルを貼られてしまった“加害者”佐伯文を演じた。
同14日配信の「女性自身」インタビューでは、そんな文の役柄について「僕のイメージでは、ものすごく広い湖の真ん中にぽつんと体育座りでいるような感じなんです。湖の下はものすごく深くて、見入れば見入るほど、どんどん暗い闇に入っていくような。探っても探りきれない、心の深さが彼の中にはある」と表現。
また、松坂は繊細で内向的な印象の佐伯文役を演じるにあたり、撮影前に減量を行ったと説明。「現場に入る前から少しずつ体重を落としていった結果、(ネットでは)『松坂桃李、激ヤセ』と言われるようになり(笑)。作品のためにやっているんだけど、まぁいっか、と。それよりも、内面を深掘りする作業のほうがものすごく難しかったですね」と振り返った。
「松坂は、クランクインが近づくと、最後には1~2本のバナナのみを食べて、減量していたそうです。役作りのために徹底した食事制限に臨み、完璧な“佐伯文”像を作り上げたとして、ネットには『やせようと思ってしっかりやせられるの、いくら仕事だとしてもすごい』『ストイックすぎます』『俳優さんはやせたり戻したりと大変だなぁ』『完全にプロですね』と驚く反応や、劇場で作品を鑑賞した人からは『佐伯文そのものでした』『ぴったりと役にハマってた』などの絶賛も寄せられています。
しかし、『もともと細身なのに一段とガリガリになってて本当にびっくりした』『ストイックな姿勢には感銘しますが、撮影が終了なさったようであれば、しっかり食べて体調に留意なさってください』『無理はしないでね』と、松坂のハードな役作りを心配する人も多かったですね」(テレビ誌ライター)
2021年3月には、ツイッターに俳優・菅田将暉との横並び写真をアップした松坂だったが、顔の頬がこけているほどのやせっぷりで、ファンからは「やせ過ぎじゃないです? なんか心配になる!」「やせました、、、?」などの指摘が散見。しまいには、横に立つ細身体型の菅田について、「菅田くん、幸せ太り?笑」「隣の人が葉加瀬太郎に見えた」とする声まで届くことに。スリムな菅田がボリュームアップして見えてしまうほど、松坂のダイエットがハードすぎたということだろう。
体調面にはくれぐれも注意しながら、徐々に適正体重へと戻してほしいところだ。
(木村慎吾)