俳優の高橋一生が5月16日、キリンビールの「“完璧な新キリンチューハイ”お披露目発表会」に出席。自身の笑顔について悩みを明かした。
4月26日から商品名を伏せられて全国に100万本が配布されていた“完璧な新キリンチューハイ”。この日はその正体がリニューアルした新「氷結」であることを発表。同日から全国放送される新CMにも出演している高橋は実際に同商品を試飲して「おいしいです」「これまでの『氷結』にさらに磨きがかかって、果実のみずみずしさも爽快です」とアピールした。
同商品のテーマである“完璧”にちなみ、司会者から「高橋一生さんっていうのも完璧だなって感じがするんですが」と聞かれると、高橋は「僕はもう全く自分で、完璧ではない(と思っている)ので」と謙遜。さらに「僕ほんと、心から笑ってたりするんですけど、『目が笑ってない』とか言われたりして」と自虐。司会者から「ミステリアスな感じはします」とフォローされるも「そうなんですかねえ。もう心から笑ってるんですけどね。いつも本当に」と苦笑していた。
ネットでは高橋のコメントに対して《笑った時の目尻の皺好きだよ!》《そこが好き!》といったフォローの声もあったが《おかげでサイコな役が似合う男に》《うん、この人はなんか闇を感じる。でもそれが演技につながってるし役者が天職なんじゃない?》といった感想も。
「高橋は21年のドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)に出演。綾瀬はるか演じる刑事と人格が入れ替わるという設定だったため、本来の犯罪者と目される人格と女刑事の人格を演じ分け、大きな話題となりました。番宣で『王様のブランチ』(TBS系)に出演した際にはそんな役を演じることについて『ようやく自分に近い役がきた』『(役作りは)そんなになんか‥‥。自分で考えたりとか台本に書かれてあることを出来る限り忠実にとは思ってましたけど』と語り、スタジオから『だんだんサイコに見えてくる』と言わしめていました。しかし、あまりにも役がハマりすぎた結果、今になってマズいと思い、人間らしさをアピールし始めたのかもしれません」(芸能記者)
現在、放送中のドラマ「インビジブル」(フジテレビ系)では目的のためなら手段を選ばない、行き過ぎた捜査で周囲から危険視される刑事を演じ、そちらも高く評価されている高橋。やっぱりサイコを秘めた役が素に近いのかも?
(柏原廉)