普段、何気なく食べている「玉ねぎ」。実は、意外にもダイエットに役立つ可能性があることが分かっているんです。その理由は、玉ねぎに含まれる「ケルセチン」という成分に隠されているようです。
ケルセチンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用、抗炎症作用、降圧作用など、さまざまな生理作用があることが研究で確かめられてきた中、近年では抗肥満に関する研究も行われており、脂肪分解促進作用やコレステロール低下作用なども確認されているというのです。
「ぐうたらでも薬に頼らず血圧を自分で下げる方法」(主婦の友社刊)によれば、ケルセチンが最も豊富に含まれているのは、玉ねぎの皮なんだとか。そのため、ケルセチンを意識して摂取するには、玉ねぎの皮を捨てずにスープにするのがいいそうです。
その他、ケルセチンの多い食品には、リンゴやブロッコリーなどがあります。もちろん、ケルセチンを含む食品を摂取していれば痩せるというわけではありませんが、体脂肪を減らすといわれていることから、意識して適量を摂取するのもいいかもしれませんね。