嵐の二宮和也らが訪れたという定食店が、ジャニオタの聖地となっていることを6月30日、ニュースサイト「週刊女性PRIME」が報じた。
同記事によると、東京都内の住宅街近くにある定食店に多くの人が押し寄せ、近隣住民の間で話題になっているという。近隣住民の証言によると、そこは普段は満席になることはほとんどなかったが、少し前から突然混雑するようになり、週末には行列までできているという。
そうなったのは6月12日に嵐の二宮和也、KAT-TUNの中丸雄一、Hey! Say! JUMPの山田涼介、Sexy Zoneの菊池風磨らのYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」で4人が朝食をとるために来店したからだという。
動画が最初にアップされた際は店名を明かしていなかったにもかかわらず、映り込んだのれんや周辺の風景などからファンが店を特定。たちまち“聖地”と化してしまったのだとか。さらに6月22日公開の動画で撮影協力店として店名が明かされたため訪れるファンがさらに増える事態となってしまったという。
また、ファンはメンバーたちが食べたメニューと同じものを注文する人が多いため、日によっては午前中に売り切れてしまうものもあるという。さらに、メンバーと同じ席に座りたいファンも多いため、店内は空いているのに長い行列ができるといった現象も珍しくはないのだとか。
ネット上ではこの現象に対して、《同じ席に座るとかジャニヲタ気色悪い》《メンバーと同じ席にこだわるのがジャニオタらしくて納得だわ》《その席はもう「前の客が座った席」》など冷ややかな声が続出している。
「ジャニオタによるこういった現象は珍しくありません。木村拓哉と二宮が共演した18年公開の映画『検察側の罪人』では、二宮演じる沖野が同僚達と中華料理店で食事をするシーンがありますが、映画公開直後にファンはその店を突き止め、二宮が座った席に案内してほしいと要望した人が何人もいたとか。
同記事では店の“経済効果”にも触れてはいますが、こういう現象は一時的なもののため、押し寄せる客に対応して人員や食材をすぐに増やすのも難しい。結果的に疲弊してしまう店も多いといいます」(女性誌記者)
憧れのタレントが座った席に座りたいファンの気持ちはわからないでもないが、せめて店の迷惑にならないようにしてほしいものだ。
(柏原廉)