6月23日にテレビ朝日が情報解禁した「約14年ぶりに初代=亀山薫(寺脇康文)がついに『相棒』に帰還」のニュースは、瞬く間に日本中を駆け巡った。
同ドラマで「ヒマか?」と杉下右京(水谷豊)らに声掛けし、時には協力者ともなる警視庁組織犯罪対策五課課長・角田六郎役の山西惇は、6月24日に自身のツイッターを更新。「皆さまどうぞよろしくお願い致します。#相棒 #season21 #亀山薫 #寺脇康文 #おかえりなさい」と投稿した。
また、シリーズ初期から鑑識・米沢守を演じ、16年のseason 14を最後にレギュラーから外れた六角精児は、6月29日の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(ニッポン放送)にゲスト出演。亀山帰還に関して「うわあ、すごいな、と。こういうことがあるんだと」と驚きを口にした。そして、リスナーから“米沢復帰の可能性”について聞かれると「今のところ聞いてないですね。わからないですね」と答えるも「この先何があるかというのはわからないですけどね」と肯定も否定もしなかった。
「亀山帰還ということで、巷では“シリーズ終了か?”との声もありますが、『相棒』はテレ朝にとって、高視聴率が約束された作品。夕方の再放送でも、7%~9%を取るドル箱です。今年で70歳になる水谷の年齢を気にする向きもあるようですが、『記憶捜査~新宿東署事件ファイル~』(テレビ東京)で警察署に再任用された鬼塚一路を演じている北大路欣也は79歳。『相棒』もまだまだ続けたいというのが、テレ朝の本音ではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
いずれにせよ、寺脇の再登場に、多くの相棒ファンが歓喜しているのは間違いないようだ。