現在公開中のトム・クルーズ主演のハリウッド映画「トップガン マーヴェリック」が累計興行収入80億円に迫る大ヒット中。歌手で俳優の木村拓哉が36年前に公開された前作「トップガン」が芸能界入りのきっかけになったことが明らかになり、話題を呼んでいる。
木村は、7月3日に放送されたラジオ番組「木村拓哉 FLOW supported by GYAO!」(TOKYO FM)に出演して明かしたところによると‥‥。
木村は36年前の1作目を観て興奮。同じフライトジャケットが欲しくなり、手に入れて気分よくなってウキウキしていた。すると親戚のおばちゃんから「拓哉!」と呼ばれて振り返ったところを写真に撮られ、それを履歴書に貼られジャニーズ事務所に送られたのだと。それがなければ、芸能界にはいなかった、とも。以前から木村はジャニーズ事務所入りのきっかけについて「親戚が勝手に送って」と話していたが、その写真が「トップガン」のフライトジャケット姿だったのである。
しかし、この話には後日談がある。
「2018年、同ラジオ番組に高校の同級生でもあるマツコ・デラックスをゲストに迎えた時のこと。芸能界入りのきっかけに話が及び、中学2年の頃の話として、ジャニーズに遊びに来てくださいと誘われても木村は4回くらい無視しましたが、5回目に『やりたくてもやれない人がいるから1回行ってみなさい』と周りに言われて渋々ジャニーズ事務所へ。ジャニーさんを外国人だと思っていたため、『ジャニーさんどこにいるんですか?』って聞いた相手がジャニーさんで、『とりあえず踊っちゃいなよ』と言われたと、秘話を明かしています」(芸能ライター)
木村自身も6月に更新したインスタグラムで、同作を見たことを報告。「男性のほうが作品を見て涙しているという声をよく見かけるんですけど、僕もキマしたね。2カ所は確実に、僕は拭ってましたね」と告白。今作も絶賛している。
木村と「トップガン」の関係はこれだけではない。前作でトム・クルーズが掛けていたレイバンのサングラス「アビエーター」を愛用していたことがきっかけで、同社とコラボレーションしたこともある。今作がきっかけで、新たな展開が始まるかもしれない?
(窪田史朗)