アイドルグループ・なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めたドラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)に続編の構想があることを7月6日、ニュースサイト「東スポWeb」が報じた。
同記事によると、同名漫画を原作とした「金田一」シリーズはこれまで、主人公の金田一一(はじめ)をKinKi Kidsの堂本剛、嵐の松本潤、KAT-TUNの亀梨和也、Hey! Say! JUMPの山田涼介が務めており、5代目金田一を演じる道枝にも期待は大きかったという。しかし、初回の平均視聴率は7.8%。以後も2ケタ台に乗ることはなく最終回は6.0%と大惨敗。しかし、続編の制作が検討されており、制作会社関係者の証言として早ければ来年にも制作され、まずは単発のスペシャル版を作り、第2シリーズという形になるという。
ネット上では、《そもそも道枝が金田一のイメージじゃなさすぎる》《みっちーは好きだけど、シンプルにつまらんかった》《じっちゃんの名にかけてやめといたほうがいい》など続編に否定的な声が圧倒的だが、《意外に見てたな、TVerでだけど》《エンタメとして普通に面白かったけどなぁ》といった声もちらほらあがっている。
「近年、日テレのドラマは視聴率的に振るわなくても続編が制作されるケースが増えてきています。最近ではディーン・フジオカ主演の『パンドラの果実』は最初からHuluでの第2シーズンありきで制作が進められていました。ほかにも21年のドラマ『君と世界が終わる日に』も地上波での第1シーズン終了直後に第2シーズンがHuluで配信開始。その後、特別編と第3シーズンまで作られています。
こういったことが行われる背景として、地上波で振るわなかったとしても長い目で見れば動画配信サービスで回収できると踏んでいるから。『金田一』シリーズも歴代作品をHuluで配信していますし、そこで回収できるのであれば続編制作もしやすい。さらにHuluの日本法人は日テレの子会社が事業を行っているので連携もしやすいと言えます」(芸能記者)
視聴率が低くても続編制作される謎は解けた?
(柏原廉)