女優・黒島結菜が主演する朝ドラ「ちむどんどん」(NHK)。 第67話が7月12日に放送され、山田裕貴演じる“博夫の乱”に、ネット民から称賛の声が寄せられている。
今回の朝ドラは、復帰前の沖縄からスタート。沖縄料理に夢をかけるヒロインと支え合う兄妹たちの絆を描く青春群像劇だ。第67話では、実家に呼び出された博夫が祖父・小太郎、父・博太郎、叔父・修から、暢子(黒島)の姉・良子(川口春奈)との離婚を切り出される展開に。
「小学校教師の仕事に復帰、実家に帰ったまま同居もしない良子に対して、石川家の祖父・小太郎は高校を卒業して花嫁修業中の女性の写真を見せて再婚を命令。『離婚しろ』『長男としての自覚を持たんか!』と迫る。いつもなら、祖父の指示に従うところを、『わか‥‥』まで言いかけたところで良子の顔が浮かび、『離婚はできません!』と逆らう博夫。反抗する博夫の姿にネットでは『博夫の乱』『博夫よういうた』といった応援コメントが殺到しました」(テレビ誌ライター)
博夫役を演じる山田は、6月27日に放送されたラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX」(ニッポン放送)に出演した際、いつもモジモジしてばかりで煮え切らない博夫役を演じることで、「このまま国民的なドラマで嫌われていくんじゃないか」と心配していることを吐露。しかし、山田が心配には別の理由もあるのではないか、という声も。
「山田は、昨年ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)や主演ドラマ『志村けんとドリフ大爆笑物語』(フジテレビ系)などで、お調子者の役やコミカルな演技が光る若手俳優として注目されてきました。ところが、来年放送される大河ドラマ『どうする家康』(NHK)では“徳川四天王”に数えられる本多忠勝役を演じることが発表され、イメージが違うといった声があがっているのです。本多忠勝といえば、生涯57回合戦に出陣してかすり傷ひとつ負わなかったと言われる戦国最強の武将の1人。このまま博夫が優柔不断なイメージのままでは、大河ファンにそっぽを向かれる可能性もありました」(女性誌記者)
“博夫の乱”で、男を上げた山田。今後の展開に注目したい。
(窪田史朗)