もしもタイムマシンが実在していれば、真っ先に飛び乗って過去に戻りたいというのが本音かもしれない。
映画コメンテーターでタレント・有村昆のYouTubeチャンネルが低迷に喘いでいる。有村といえば、無類の映画マニアとして知られ、年間を通して500本、1日に最多14本もの作品を見ることもある筋金入りの映画コメンテーターだが、昨年の不貞報道からの離婚発表によって、その信頼は失墜。謹慎を終えた復帰後もテレビ出演回数は激減し、自身のYouTubeチャンネル「有村昆のシネマラボ」からひっそりと映画情報を発信している。
しかし、同チャンネルにおける人気動画ランキング上位を占めるものは、そのほとんどが2年以上前にアップした動画ばかりで、ここでも不貞スキャンダルの影響を払拭できていない。
「有村の人気低迷が如実に出てしまったのが、フジテレビの土曜プレミアムにて3週連続で放送された人気シリーズ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作に便乗した生配信企画でした。有村は7月2日、9日、16日と3週にわたって地上波で放送された最新リマスター版の同作を、トリビア情報や裏話を解説しながら一緒に鑑賞する生配信を実施。テレビで同作を視聴しているファンに向け、スマホやタブレット、PCから生配信を同時進行で視聴してもらい、“知っているとより楽しくなる”ネタを挟み込むという映画マニアらしい企画でしたが、再生数はふるわず。1作目、2作目の放送では約4000回に留まり、3作目では約2400回という数字に。
もともと、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを『映画コメンテーターになろうと決心した作品』と位置付け、過去には1000万円で購入した愛車“デロリアン”(劇中のタイムマシン)を乗り回すなど、同作とは関係が深かった有村。また、『シネマラボ』の中でも、スキャンダル前にアップした『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のトリビアにまつわる動画は26万回再生と大ヒットし、同作のロケ地の解説動画も同じく26万回も再生されています。そんな『同作シリーズといえば有村』という評判も今は昔。生配信企画の2400回という再生数には、本人も落胆しているのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
なお、元妻でキャスター・丸岡いずみには内緒で購入したという愛車デロリアンについて、有村は2014年当時「サプライズで買ったんですけど、ものすごい怒られましたね。“これは離婚かな”って一瞬チラついたくらい」とコメントしていた。
キャリアに大きく傷がついたその後の大騒動を考えれば、“デロリアン騒動”など、まだ可愛いものだったと言えるだろう。
(木村慎吾)