放送中のドラマ「純愛ディソナンス」(フジテレビ系)でブラック企業のニオイがプンプンと漂う不動産会社「モノリスエステート」の社長・碓井賢治を演じている光石研と、その長男・北都を演じている和田正人が、ドラマの設定そのままで出演しているCMをご存じだろうか。同ドラマと日産自動車コラボしている電気軽自動車「SAKURA」CMで、2人はドラマで演じている「腹黒親子」とはまったく違う、微笑ましい親子を演じているのだ。
CMの内容は、北都(和田)が笑顔で車のキーを賢治(光石)に見せると、賢治は「ついに俺を満足させられる車を見つけたのか」と微笑みながら北都とドライブへ。「俺好みのシックな内装だよ」と賢治が言えば、「性能も格別なんだよ」と応える北都。その後2人はドライブ開始。と同時に「SAKURA」の機能性の数々が紹介され、賢治は「北都、大満足だ」とにっこり。それを受けた北都が「父さん‥‥」とコミカルに笑いながら感激する、といった内容だ。
「光石と和田のコラボCMが放送されるようになったのは、第5話放送日の8月11日から。ドラマでは暴力的で威圧感のある父親を演じている光石ですが、自身が車大好き人間であることも手伝ってか、CMでは本気の笑顔になっているのがよくわかります。息子役の和田も、ドラマでは決して見せることのないおちゃらけた笑顔を見せているので、ネット上では『ドラマとCMのギャップありすぎ』『ドラマではいつもギスギスしてる碓井親子。CMではかわいくて癒やし』『ギラギラ親子が軽自動車って、リアリティなさすぎて笑える』『このCMのおかげで碓井親子がどんだけ悪いことしても嫌いになれない』など好感触な声が数多くあがっています」(女性誌記者)
光石の悪役あっての“癒やしCM”ということだろう。