安いだけでなく、食物繊維やビタミン類、カリウムなどを摂取できて食事の栄養バランスを整えるのにも大活躍してくれる「もやし」。でも、買ったはいいものの、なかなか食べきれずに気付いたら傷んでいた……なんてことはありませんか? 次のような工夫で、もやしの美味しさや栄養効果を余すことなく取り入れましょう。
■冷蔵保存期間を延ばす
袋入りのもやしをそのまま冷蔵庫で寝かせていたら、数日しか経っていないのに食べられなくなっていたということがよくありますよね。そんな場合は、冷蔵保存での鮮度を高めておく必要があります。その方法は、袋に爪楊枝などで穴を開けて保管すること。もやしの呼吸を助けて傷みにくくなります。
また、シャキシャキ感を持続させたい場合は、袋から出して容器に入れ、水につけて保存する方法もあります。2日に1度は水を取り替えると、数日間はみずみずしいままの状態をキープできますよ。
■すぐに使わないと分かっているときは冷凍保存に
数日以内に食べる予定があれば冷蔵保存で問題ないですが、まとめて購入したために1週間以上保管したいという場合は冷凍保存がオススメです。水分の多いもやしを冷凍すると食感が損なわれやすいので、炒め物やスープなどに活用するとよいでしょう。とはいえ、冷凍保存した場合でも、2週間以内には食べきるようにしてください。
■もやしと調味料だけのお手軽レシピを活用する
もやしを電子レンジで温めるか茹でてしんなりとさせ、ごま油とニンニクチューブを適量加え、ほんの少しの塩で味を整えたら、簡単おかずの出来上がりです。このように、もやしと調味料さえあれば作ることができる時短レシピをいくつか持っておくと、余らせることもなくなりますよ。
健康維持にも家計改善にもなる「もやし」を上手に保存・調理して、日々の生活に役立ててはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)