ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが9月17日、クラシックコンサート「YOSHIKI CLASSICAL with Orchestra 2022」の初日公演を東京・国際フォーラムで開催。しかし、予定より1時間遅れで開演したことでネットでは批判の声が上がった。
同公演はYOSHIKIのピアノ演奏とオーケストラによるクラシックスタイルのコンサート。18年11月に行われて以来、約4年振りの開催となる。予定より1時間遅れでの開演で登場したYOSHIKIは「始まらないと思った?」とジョークを交えながらも、総勢56人のオーケストラとともにX JAPANの名曲「Endless Rain」「Tears」「Without You」「ART OF LIFE」をはじめ、ショパンやベートーヴェンなどクラシックの名曲など全18曲を演奏。満員の客席から大きな拍手を浴びた。
しかしネット上では開催時間が遅れたことに対して、《「始まらないと思った?」じゃねーよ》《何でいつも遅刻しちゃうんだろうね》《YOSHIKIって常に遅れて来る印象》《1時間遅れてファンはまず謝ってほしいと思わないのかな》などと批判が続出した。
「YOSHIKIはライブでもたびたび開演時間を遅らせており、中でも有名なのが08年に東京ドームで行われたX JAPANの復活ライブ。この時はなんと2時間17分遅れで開演。東京ドームの規約もあって、結局予定していた13曲を演奏しきることができずに8曲のみで最後はYOSHIKIが失神して終了、という醜態を見せました。2日目は時間通り開演したものの直前に行われた会見でYOSHIKIは初日が遅れた理由について『機材トラブル』とし、『僕は遅れていません』と説明していました。
しかし、当時の一部報道では、機材トラブルではなくYOSHIKIが開演直前に『バッグがない』と慌てだし、スタッフ総出で探していたことが理由とのこと。
今回、開演時間が遅れた理由については明かされていませんが、YOSHIKIはコンサートの数日前の9月12日にドラムを叩いている時に首を痛めたことを報告しているため、体調も関係しているかもしれません。いずれにせよ、観客は高いチケット代を払い貴重な時間を割いて訪れているわけですから、説明は必要ではないでしょうか」(芸能記者)
実業家としての顔も持つYOSHIKIだが、商談の時は遅刻しないのか気になるところだ。
(柏原廉)