10月6日のバラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」にて、「秋の運動会ゴチ」と題し、出演者が食事の合間に様々な競技に挑戦する企画が行われた。
こうしたゲーム企画を取り入れるなどして、マイナーチェンジを続けてきた「ゴチ」だが、一方で出演者が値段を見ずに各自料理を注文し、設定金額との差が最も大きかった者が全員分の食事代を支払うという大元のルールは長年変更されていない。
しかし、ここにきて“おごりルール”が変更の危機にあるという。
「9月29日発売の『フライデー』が、現在のテレビ業界を苦しめるコンプライアンス問題について取り上げ、注目を集めています。記事によると現在のバラエティ番組は、痛みを伴う笑いや、容姿イジりだけでなく、スイカ割りですら視覚障害者からのクレームを恐れNGなのだとか。そんな中、“次に危ない”と業界人たちの間で噂されている企画が『ゴチ』なのだそう。どうやら不況の昨今、敗者が全員の食事代をおごるという行為が問題視されているらしく、今後は対抗戦にして勝利チームがレアなスイーツを食べられるといった平和な企画に変更される可能性も浮上しているとか。そのため、ルール変更の噂にはバラエティファンから『ゴチまで規制されたら最悪』『最近のテレビはコンプラ縛りばかりで面白くない』『おごりルールがなくなったら視聴率下がりそう』などと心配する声があがっています」(テレビ誌記者)
年末恒例だったダウンタウンの「笑ってはいけない」(日本テレビ系)シリーズも、コンプラ問題で休止したと噂される。はたして、「ゴチ」は今のルールのまま生き残ることができるだろうか。