お笑いタレントでミュージシャンのはなわが10月25日、ラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」にゲスト出演。自身のふるさとである佐賀県を再び盛り上げていくことに意気込みを見せた。
番組ではなわは、「地域ブランド調査2022」の結果について言及。「地域ブランド調査2022」は1047の地域(1000市区町村および47都道府県)を調査対象とし、全国3万人が各地域のブランド力を徹底評価する日本最大規模の消費者調査で、今年のランキングでは北海道が14年連続で1位となったが、はなわのふるさと佐賀県は最下位だった。
この結果についてはなわは悔しさをにじませつつ、「これはチャンスだと思っている」とコメント。自身が19年前に歌った「佐賀県」に触れ、「やっぱり『佐賀は田舎で何もない』っていうのを歌ってしまったことによって今があるんじゃないかってずっと引きずってるんですね」と責任を感じていることを告白。その上で「佐賀を本当にこの1年間で盛り上げたいんです」と宣言した。
ネット上では、《佐賀県生まれ、佐賀県育ち、大学は、東京に行った私から言わせてもらえれば、佐賀は住みよい、意外と災害が少ないところです》《海産物も農産物も美味しい物いっぱいだし、温泉は最高だし、観光スポットや歴史文化遺産もたくさん。四季折々に訪れたいところもたくさんあるのに、いまいち知られてない》《佐賀県は小さくてメジャーな観光地がないから最下位になったのかも知れませんが、有名な呼子のイカや有明海のワタリガニなど海産物がとても豊富です》など、はなわの宣言に触発されたのか佐賀の魅力を訴える声も多かった。
「はなわは11年ごろから佐賀県へ家族で移住し、去年まで暮らしていました。16年には佐賀市プロモーション大使としても活動しています。それだけに佐賀の魅力が全国に伝わっていないことに忸怩たる思いがあるのでは」(芸能記者)
20年には東京・八王子市をイジりつつも魅力を紹介した「八王子のうた」を作詞作曲し、八王子出身のお笑いタレントであるヒロミに提供したはなわ。今度は「佐賀県」の“町おこし編”を期待したいところだ。
(柏原廉)