来年5月22日をもってKing & Princeの脱退及びジャニーズ事務所の退所を11月4日の夜に発表した平野紫耀。奇しくもその日は、主演ドラマ「クロサギ」(TBS系)の第3話が放送され、大きな反響を呼んでいる。
このドラマは、詐欺によって家族を失った黒崎高志郎(平野)が“詐欺師をだます詐欺師=クロサギ”となり、壮絶な過去にもがき苦しみながらも立ち向かっていくストーリー。第3話では、知的財産権詐欺を巡って物語が二転三転。やがて師匠でもあり、詐欺師業界のフィクサーの顔を持つ桂木敏夫(三浦友和)の恐ろしさが明らかになる。
そんな中、放送終了後の深夜、「クロサギ」の原作者・黒丸がツイッターを更新。大きな話題となった。
「黒丸氏はツイッターで『この数ヶ月間。“彼”の活躍を我が事のように喜び応援する人々の優しさと熱さに触れ、その想いの深さに圧倒されてきました。(中略)私は“黒崎”という人間の生きざまと、それを演じてくれる方(平野)の輝き、その途方もなさ、ただそれだけを眼に焼き付けたいと思います。おやすみなさい』とコメント。さらに平野のキンプリ脱退を知り、『クロサギ』はもう観ないと呟くファンに対して、翌朝のツイッターで改めて今作の魅力、そして主演・平野の演技を絶賛しながら『ひょっとしたら、伝説のドラマになっちゃうかも!?』と呟いています」(芸能ライター)
「クロサギ」が“伝説のドラマ”になる可能性については、女性誌記者もこう指摘する。
「4日の深夜に発表された平野自身のコメントによると『海外で活躍できるグループを目指すというのは(中略)全力で取り組んだとしても“もう遅いな”と感じている』と語っていますが、これは決して『(平野自身の)海外での活躍が難しい』という意味ではなく、キンプリ脱退という形なら海外で活躍することができるという意味にも取れます。グループに残る2人はアーテイストとしてだけではなく俳優としての成功を望んでいるとも目されています。こうしたことから、俳優・平野紫耀の活躍を日本で見られるのは、これが最後になるかもしれません」
今作が見納めとなるなら、なおさら目に焼き付けておきたい。
(窪田史朗)