ジャニーズ事務所の前社長・ジャニー喜多川氏が生涯最後にデビューさせたことでも知られるKing&Princeのメンバー、平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が23年5月22日をもってグループを脱退し、平野と神宮寺は同日、岸は来秋に事務所を退所することがわかった。
残る永瀬廉と高橋海人の2人でKing&Princeの活動を続けていくと言うが、そもそもKing&princeはMr.KINGの平野、永瀬、高橋と、Princeの岸、神宮寺、岩橋玄樹の計6名から構成されるグループ。岩橋が健康を理由に21年3月31日で脱退、事務所も退所しており、さらに3人の脱退で残されたのはMr.KINGの永瀬と高橋。Princeからのメンバーはいなくなる。
そんななか、11月8日に宇治原史規と菅広文から成るお笑いコンビ・ロザンがYouTubeチャンネル〈ロザンの部屋〉を更新。King&Princeの問題に触れた。
「宇治原は、『ジャニーズさんはグループを決められるというか、ボクらみたいな世界で決められるのはあんまりない』とジャニーズとお笑い界の違いを指摘。芸人は仲のいい2人がコンビを組んで事務所入りする、もしくは養成所で知り合ってコンビを組むことが多いため、初期動機の“売れたい”“コンビを組んで楽しい”などきっかけが共有できるが、アイドルグループは事務所が決めてスタートすることから、進んでいく過程で『方向性の違い』が生じるのではないかとの持論を展開しました」(芸能ライター)
喜多川氏が19年7月に亡くなって以来、関ジャニ∞の錦戸亮、NEWSの手越祐也、TOKIOの長瀬智也など、グループを離れての退所が相次ぎ、10月31日には事務所副社長だった滝沢秀明氏も退所している。
「滝沢氏は、社長の藤島ジュリー景子氏との確執も噂されますが、宇治原の言葉を借りれば、決められて進んだ役員業でもあり、方向性の違いが生じたということもあるのかもしれません」(前出・芸能ライター)
何が違ったのかは、退所後の活動で確認するほかあるまい。
(所ひで/YouTubeライター)