ジャニーズ事務所の副社長を退任した滝沢秀明氏が11月10日、自身のツイッターアカウントの“なりすまし”を秀逸な対策で排除したことが話題となっている。
滝沢氏のアカウントは11月7日に開設されたが、直後から“なりすまし”が増殖。一部報道によるとプロフィール欄に同じ画像を使った「滝沢秀明」と名乗るアカウントは10個近くあったという。
滝沢氏は9日未明、プロフィール欄に「仁~なりすまし君達どう対応すればいいの?なんか沢山俺がいる~」と書き込み、元KAT-TUNの赤西仁に相談。その後、同日の午前11時にプロフィール欄を「Twitter寝ずに猛勉強中!早く公式バッチ欲しいな。今日は7時間も寝たわ。混乱を招かないようにバッチもらったらツイートします!」と更新。
ところがこれはなりすましへの“トラップ”だったようで更新の数分後になりすましアカウントが内容をそのまま引用してツイート。その結果、「バッチをもらったらツイートする」はずなのにバッチもなくツイートしているという矛盾が生じ、自ら「偽物」を証明する形となってしまった。
その後、滝沢氏は正午過ぎにプロフィール欄を更新。そこには「なりすましの皆様宣伝有り難うございます 勉強になります」と書かれていた。
ネット上では、《なぜプロフィールだけ更新するんだろうと思っていたら、こんな意図があったとは! Twitter歴10年以上になる古参ユーザーの自分には全く思いつきもしなかった》《これが天然でも策略でも、凄すぎて言葉が出ない。きっととても頭がいい方なんだろうな》《やっぱりタッキー。ネット音痴じゃなかった。こういうちょっとした使い方だけでニセモノを炙り出せるように気づくだなんて、なんて頭がいいんでしょう》など滝沢の“トラップ”に驚きと称賛の声が続出した。
「もうひとつ、滝沢氏が切れ者と感じさせるのは、辞めジャニの後輩達を上手に“活用”しているところです。錦戸亮、山下智久、赤西仁からの自分へのツイートをリツイートしていますが、これにより“本物の滝沢氏のアカウント”だというお墨付きを与えている結果に。彼らも当然、滝沢氏本人からツイッターアカウントを開設したことを事前に知らされているはずで、だからこそ反応しているはず。本物と証明するために自らがツイートせずとも周りが本物だと証明してくれているわけです」(芸能記者)
全て計算だとしたら、実はとんでもないSNSの達人かもしれない。
(柏原廉)